「ゾルディック家って何人家族?」「マハとゼノはどういう関係?」「アルカっていつから出てた?」
キルアの実家ゾルディック家は、有名な暗殺一家です。家族の人数が多いうえ、何人かは長いあいだ名前や顔がはっきり描かれなかったので、誰がどの続柄で、いつ出てきたのかが意外と整理しにくい一家でもあります。
この記事では、能力の細かい説明ではなく、誰がどの続柄で、物語の中で家族の関係がどう動いたかに絞って整理します。
ゾルディック家の家族構成(結論)
家族として作中に姿が描かれているのは、次の9人です。
| 世代 | 人物 | 続柄(キルアから見て) |
|---|---|---|
| 最年長 | マハ | ゼノより上の世代(くわしくは後述) |
| 祖父母の世代 | ゼノ | 祖父(シルバの父) |
| 親の世代 | シルバ | 父。現在の当主 |
| 親の世代 | キキョウ | 母 |
| 子の世代 | イルミ | 長男 |
| 子の世代 | ミルキ | 次男 |
| 子の世代 | キルア | 三男 |
| 子の世代 | アルカ | 4番目の子(キルアは妹として接している) |
| 子の世代 | カルト | 末っ子 |
ポイント:シルバとキキョウの子どもは5人。キルアは5人の真ん中、3番目です。
※第5巻 No.39 の観光ガイドの説明では、家族に祖母も数えられていますが、39巻までの本編に姿は描かれていません。この記事では、姿が描かれた9人を家族構成として扱っています。
【家系図】世代ごとに見る
画像ではなく、表で組んだ家系図です。上から下へ世代が下がります。
| 世代 | 人物 |
|---|---|
| 1 | マハ |
| ↓ | (間の世代の扱いは資料で分かれる。後述) |
| 2 | ゼノ |
| ↓ | 子 |
| 3 | シルバ = キキョウ(夫婦) |
| ↓ | 子 |
| 4 | イルミ/ミルキ/キルア/アルカ/カルト |
マハは何代上?
マハがゼノより上の世代の最年長者であることは確かですが、キルアから見て曾祖父(ひいおじいさん)か、さらに上の高祖父かは、資料や解説サイトによって説明が分かれています。第5巻 No.39 の観光ガイドの説明では家族の最年長は「曾祖父」とされる一方、第25巻 No.264 でゼノが、ネテロと戦って生き延びた相手として「自分の祖父」に触れる場面があり、これを根拠に高祖父とする解説も多く見られます。ヨミコミでは、単行本の本編だけでは断定できないと判断し、この記事では「ゼノより上の世代」とだけ書いています。
なお、「マハ」という名前は、本編ではなく公式データブック(『ハンターズ・ガイド』)での表記とされています。
【相関図】家族の関係を表で見る
それぞれが誰とどうつながっているかを、関係のポイントだけ並べました。
| 人物 | 主につながる相手 | 関係のポイント |
|---|---|---|
| マハ | 一家全体 | 最年長。本編で姿を見せる場面は少ない |
| ゼノ | シルバ、キルア | シルバの父。キルアにとっては祖父 |
| シルバ | キルア、一家全体 | 当主。キルアを家業の後継ぎとして見ている |
| キキョウ | キルア、カルト | 母。家を出たキルアに戻ってほしいと強く望む |
| イルミ | キルア、アルカ | 長兄。キルアを家に縛ろうとし、選挙編ではアルカをめぐってキルアと対立する |
| ミルキ | キルア | 次兄。家を出たキルアとは折り合いが悪い |
| キルア | ゴン、アルカ | 家を出て、ゴンとの旅を選ぶ。家族のなかで、アルカを妹としてかばう姿がとくに強く描かれる |
| アルカ | キルア | 家の中で閉じ込められていた。キルアを強く慕う |
| カルト | 幻影旅団 | 末っ子。のちに家族とは別に、幻影旅団の一員として動く |
家族のまわりにいる人たち(家族ではない)
屋敷には、執事のゴトーや見習い執事のカナリアがいて、ゴンたちの訪問(第5巻 No.40〜43)で登場します。選挙編では、執事のツボネとアマネがキルアとアルカに同行します(第31巻 No.324〜)。
ゾルディック家の屋敷はククルーマウンテンにあり、正門は「試しの門」と呼ばれます。ここで訪ねる人の力が試されるのが、ゴンたちの訪問の最初の関門でした。
家族それぞれの初登場(巻・No.)
「この人、いつから出てた?」を探すときの表です。
| 人物 | 初登場 | どんな場面で |
|---|---|---|
| キルア | 第1巻 No.6「第1次試験開始②」 | 一次試験の会場でゴンと出会う |
| イルミ | 第1巻 No.6(ギタラクルとして) | 変装した受験者として登場。キルアに正体を明かすのは最終試験(第4巻 No.35) |
| キキョウ | 第5巻 No.41「ゾルディック家②」 | ゴンたちが屋敷を訪ねる場面 |
| カルト | 第5巻 No.41「ゾルディック家②」 | 母キキョウとともに現れる |
| ゼノ | 第5巻 No.42「ゾルディック家③」 | 家に戻ったキルアの場面 |
| ミルキ | 第5巻 No.42「ゾルディック家③」 | 家に戻ったキルアの場面 |
| シルバ | 第5巻 No.42「ゾルディック家③」 | キルアと二人で話す |
| マハ | 第11巻 No.100「9月3日⑯」 | ヨークシンシティ編の途中で姿を見せる |
| アルカ | 第22巻 No.229「10-⑦」(家族写真の後ろ姿)/名前と姿が描かれるのは第31巻 No.321「怪者」 | 写真の隅に後ろ姿で写り込み、選挙編で本格的に登場する |
見落としやすいのはアルカです。キメラ=アント編の No.229 で、家族写真の中に後ろ姿で写っていますが、名前も顔もわからないままでした。アルカが一人の人物として描かれるのは、ずっと後の選挙編、第31巻 No.321 からです。
編ごとに見る、家族の関係の動き
ゾルディック家は、キルアが家とどう向き合うかによって、関係が少しずつ変わっていきます。家族の関係が大きく動く場面だけを並べます。
| 編 | 巻・No. | 家族の関係で起きたこと |
|---|---|---|
| ハンター試験編 | 第4〜5巻 No.35〜37 | 兄イルミがキルアの前で正体を明かし、キルアは試験を去る |
| ゾルディック家編 | 第5巻 No.40〜43 | ゴンたちが屋敷を訪ね、キルアは家を出てゴンと旅に戻る |
| ヨークシンシティ編 | 第10〜11巻 No.89〜100 | ゼノとシルバが仕事でヨークシンに入り(No.89)、クロロと戦う(No.98〜99)。No.100 でマハも姿を見せる |
| キメラ=アント編 | 第21巻 No.219「覚醒」 | キルアが、自分の頭にイルミが埋めていた針に気づき、自ら抜き取る |
| キメラ=アント編 | 第22巻 No.229「10-⑦」 | 幻影旅団と行動するカルトの場面で、家族写真が描かれる |
| 会長選挙・アルカ編 | 第31〜32巻 No.321〜336 | ゴンを救うため、キルアがアルカを連れて家を出る。イルミと対立する |
ハンター試験編:兄が弟を連れ戻す(No.35〜37)
最終試験で、ギタラクルと名乗っていた受験者が、キルアの兄イルミだったことがわかります。兄の前で心が揺らいだキルアは、そのまま試験を去ります。目を覚ましたゴンが、イルミにキルアの居場所へ案内しろと迫る場面は、ゾルディック家編への入口です。 → 友だちに資格はいらない――最終試験後の直談判(第5巻 No.37)
ハンター試験編の流れや合格者は「ハンター試験は何期?」で整理しています。
ゾルディック家編:家を出るキルア(No.40〜43)
ゴンたちは、ククルーマウンテンの屋敷を訪ねます。家の中では、母キキョウ、末っ子カルト、祖父ゼノ、次兄ミルキ、父シルバが次々に登場し、ゾルディック家の顔ぶれがここで一度にそろいます。最終的に、キルアは家を出て、ゴンたちのもとへ戻ります。
キメラ=アント編:兄の針(No.219)
第21巻 No.219「覚醒」で、キルアは、自分の頭に兄イルミが針を埋めていたことに気づき、自分の手で抜き取ります。ハンター試験編から続いていた、兄の影響からの解放です。 → 恐怖の正体は兄が埋めた一本の針だった(第21巻 No.219)
会長選挙・アルカ編:アルカをめぐる対立(No.321〜336)
重体のゴンを救うため、キルアは家に戻り、閉じ込められていたアルカに会わせてほしいと頼みます。家族の反対を押し切ってアルカを連れ出したキルアを、イルミはアルカを消そうとして追います。ツボネやアマネといった執事たちも、二人の監視としてついていきます。
No.336「解除」で、イルミを退けたキルアは、アルカと、アルカの中にいるナニカの両方に向き合い直します。 → キルアがナニカとアルカに謝った理由(第32巻 No.336)
選挙編全体の流れは「会長選挙編は何巻?流れとパリストンの目的」で整理しています。
ヨミコミの読み:相関図の中心はキルア
ここからはヨミコミの解釈です。
相関図を組んでみると、家族の矢印のほとんどがキルアに向かっていることがわかります。父は後継ぎとして、母は戻ってきてほしい子として、長兄は手元に置いておきたい弟として、それぞれキルアを見ています。一方でキルア自身の矢印は、家の外のゴンと、家の中でとりわけ強くかばう相手であるアルカに向かっている。
ゾルディック家の物語は、キルアが家族の期待の中心から抜け出し、自分で守る相手を選び直していく話として読めます。ハンター試験編で兄の前から去ったキルアが、選挙編では兄に向き合ってアルカを守る側に立つ。家族の顔ぶれは同じでも、キルアの立ち位置が逆になっているのです。
まだわかっていないこと
39巻(No.410)までの本編で、はっきりしていないことです。
- マハが何代上にあたるか:曾祖父とする説明と高祖父とする説明があり、本編だけでは断定できません
- アルカの中のナニカが何なのか:力とルールは選挙編で語られますが、どこから来たものなのかは描かれていません
よくある質問
Q. ゾルディック家は何人家族?
A. 作中に姿が描かれた家族は9人です。マハ、ゼノ、シルバとキキョウの夫婦、そしてイルミ、ミルキ、キルア、アルカ、カルトの5人の子どもです。
Q. キルアは何番目の子?
A. 5人きょうだいの3番目、三男です。上にイルミとミルキ、下にアルカとカルトがいます。
Q. アルカは何巻から出てくる?
A. 名前と姿がはっきり描かれるのは第31巻 No.321「怪者」からです。それより前に、第22巻 No.229 の家族写真に後ろ姿で写っています。
Q. ゾルディック家の家族が一度にそろうのは何巻?
A. 第5巻の No.40〜43「ゾルディック家①〜④」です。キキョウ、カルト、ゼノ、ミルキ、シルバがこの範囲で初登場します(マハとアルカは後の巻)。
Q. ゾルディック家の当主は誰?
A. キルアの父、シルバです。
どこまで覚えているか、試してみる
ククルーマウンテン、アルカ、キルアの家族まで、ハンター試験編から選挙編までの基本を10問で試せます。
ゴンたちの受験番号や試験官、最終試験の形式まで覚えているなら、こちらも。 → ハンター試験編クイズ(全10問)
まとめ
- ゾルディック家で姿が描かれた家族は9人。シルバとキキョウの子は5人で、キルアは三男(5人の3番目)
- 家族の顔ぶれがそろうのは第5巻 No.40〜43「ゾルディック家①〜④」。マハは第11巻 No.100、アルカは第31巻 No.321 から本格的に登場
- アルカは第22巻 No.229 の家族写真に後ろ姿で写っている
- 家族の関係は、ハンター試験編(イルミ)→ゾルディック家編(家を出る)→キメラ=アント編(針)→選挙編(アルカ)と動く
- マハが何代上か、ナニカが何なのかは、本編では断定できない