王位継承編でつまずく最大の原因は、人の多さです。14人の王子、8人の王妃、それぞれの護衛や私設兵、さらにクラピカ・幻影旅団・マフィア。
この記事は、読みながら横に置いておける「名簿」です。王位継承戦のルールや何巻から読むかは「王位継承戦をわかりやすく解説」で整理しているので、先にそちらを読むとスムーズです。
14王子の一覧(母親・生死つき)
まずは全員を一枚で。覚えるべきは「番号」と「母親」です。
| 番号 | 王子 | 母(王妃) | 38巻時点 |
|---|---|---|---|
| 第1王子 | ベンジャミン | 第1王妃 ウンマ | 生存 |
| 第2王子 | カミーラ | 第2王妃 ドゥアズル | 生存 |
| 第3王子 | チョウライ | 第3王妃 トウチョウレイ | 生存 |
| 第4王子 | ツェリードニヒ | 第1王妃 ウンマ | 生存 |
| 第5王子 | ツベッパ | 第2王妃 ドゥアズル | 生存 |
| 第6王子 | タイソン | 第4王妃 カットローノ | 生存 |
| 第7王子 | ルズールス | 第2王妃 ドゥアズル | 生存 |
| 第8王子 | サレサレ | 第5王妃 スィンコスィンコ | 死亡 |
| 第9王子 | ハルケンブルグ | 第2王妃 ドゥアズル | 生存 |
| 第10王子 | カチョウ | 第6王妃 セイコ | 死亡 |
| 第11王子 | フウゲツ | 第6王妃 セイコ | 生存 |
| 第12王子 | モモゼ | 第7王妃 セヴァンチ | 死亡 |
| 第13王子 | マラヤーム | 第7王妃 セヴァンチ | 生存 |
| 第14王子 | ワブル | 第8王妃 オイト | 生存 |
ポイント:第2王妃ドゥアズルの子が4人(第2・5・7・9王子)と最多。第1王妃ウンマの子は第1と第4の2人。この2つを押さえるだけで、王子の半分近くが整理できます。
脱落した順番(38巻時点)
| 順番 | 王子 | 巻・話 |
|---|---|---|
| 1人目 | 第12王子モモゼ | 35巻 第368話「凶行」(出航初日の夜) |
| 2人目 | 第8王子サレサレ | 37巻 第382話「覚醒」 |
| 3人目 | 第10王子カチョウ | 37巻 第383話「脱出」 |
第9王子ハルケンブルグは、37巻で司法局に身柄を押さえられますが、38巻時点で生存しています。第11王子フウゲツは、カチョウの死後、司法局に保護されています。
→ 覚えたかどうか、王位継承戦クイズ(全10問)で試せます。
【相関図】母親別に見る14王子
画像ではなく、表で組んだ相関図です。父はすべてカキン国王ナスビー=ホイコーロ。王妃ごとに、子どもと関係のポイントを並べました(×=38巻時点で死亡)。
| 王妃 | 子(王子) | 関係のポイント |
|---|---|---|
| 第1王妃 ウンマ | 1 ベンジャミン/4 ツェリードニヒ | 同じ母の兄弟だが協力関係ではない |
| 第2王妃 ドゥアズル | 2 カミーラ/5 ツベッパ/7 ルズールス/9 ハルケンブルグ | 4人いても一つの陣営ではない |
| 第3王妃 トウチョウレイ | 3 チョウライ | 同じ母の王子はいない |
| 第4王妃 カットローノ | 6 タイソン | 同じ母の王子はいない |
| 第5王妃 スィンコスィンコ | 8 サレサレ× | 2人目の脱落者 |
| 第6王妃 セイコ | 10 カチョウ×/11 フウゲツ | 双子のきょうだい |
| 第7王妃 セヴァンチ | 12 モモゼ×/13 マラヤーム | 最初の脱落者が出た陣営 |
| 第8王妃 オイト | 14 ワブル | クラピカが護衛につく |
船の上にいる「王子以外」の勢力
| 勢力 | つながる相手 | 目的 |
|---|---|---|
| クラピカ | 第14王子ワブル(護衛) | 第4王子ツェリードニヒが持つ緋の眼を取り戻す |
| ハンター協会 | 船全体(渡航に同行) | ビヨンド=ネテロの管理・監視 |
| 幻影旅団 | 王子とは別行動 | ヒソカへの報復(と財宝) |
| シュウ=ウ一家 | 第3王子チョウライ | 後ろ盾の王子と組んで船内の抗争へ |
| エイ=イ一家 | 第4王子ツェリードニヒ | 同上 |
| シャ=ア一家 | 第7王子ルズールス | 同上 |
母親(王妃)別に見る、王子同士の関係
ここからは、陣営ごとに「関係」だけを短く整理します。
第1王妃ウンマの陣営:ベンジャミンとツェリードニヒ
- 第1王子ベンジャミン:軍人肌で、多くの私設兵を抱える武闘派。念能力は「星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)」
- 第4王子ツェリードニヒ:残虐さと、念の上達の速さが際立つ王子。クルタ族の緋の眼を持っており、クラピカの最大の標的
- 関係:同じ母を持つ兄弟ですが、協力関係ではありません。武力でいちばん大きな第1王子と、急成長する第4王子が同じ母の子、という構図は皮肉です(当サイトの見方)
第2王妃ドゥアズルの陣営:4人の王子
- 第2王子カミーラ:プライドが高く、自分が王になると信じて疑わない。念能力は「百万回生きた猫(ネコノナマエ)」
- 第5王子ツベッパ:頭脳派。情報と交渉で動くタイプ
- 第7王子ルズールス:シャ=ア一家を後ろ盾に持つ
- 第9王子ハルケンブルグ:継承戦そのものに疑問を抱き、父に中止を迫る人物として描かれる
- 関係:同じ母の子が4人いても「一つの陣営」ではない。ここが王位継承戦のややこしさの象徴です
第3王妃トウチョウレイの陣営:第3王子チョウライ
- 同じ母の王子はいません。シュウ=ウ一家を後ろ盾にしつつ、慎重に立ち回る王子として読むと行動が理解しやすくなります
第4王妃カットローノの陣営:第6王子タイソン
- 愛を説く、つかみどころのない王子。単独で動く王子の一人です
第5王妃スィンコスィンコの陣営:第8王子サレサレ
- 2人目の脱落者です(37巻 第382話)
第6王妃セイコの陣営:カチョウとフウゲツ
- 第10王子カチョウと第11王子フウゲツは双子のきょうだい
- 2人は継承戦から抜け出そうとします。カチョウは37巻 第383話「脱出」で命を落とし、王位継承編の中でも感情が大きく動くパートになっています
第7王妃セヴァンチの陣営:モモゼとマラヤーム
- 第12王子モモゼは、王位継承戦で最初に死亡した王子(35巻 第368話)
- 第13王子マラヤームは幼く、きょうだいの死が陣営の空気を変えていきます(当サイトの読み)
第8王妃オイトの陣営:ワブルとクラピカ
- 第14王子ワブルは赤ん坊。自分では何もできない王子を、母のオイトと護衛が守る構図です
- クラピカはこの陣営の護衛として乗船しています。いちばん弱い王子の陣営に、いちばん目的のはっきりした人物がいる。この配置が物語の軸になっています
名前が明かされた念能力と、主な配下
守護霊獣や念能力の細かい説明は省き、名前と読みだけを載せます。38巻までに能力名がはっきり示された王子に絞っています。
| 王子 | 念能力の名前(読み) | 主な配下・後ろ盾 |
|---|---|---|
| 第1王子ベンジャミン | 星を継ぐもの(ベンジャミンバトン) | 私設兵(バビマイナなど) |
| 第2王子カミーラ | 百万回生きた猫(ネコノナマエ) | ― |
| 第3王子チョウライ | ― | シュウ=ウ一家 |
| 第4王子ツェリードニヒ | ― | 護衛(テータ、サルコフ)、エイ=イ一家 |
| 第7王子ルズールス | ― | シャ=ア一家 |
| 第14王子ワブル | ― | 護衛クラピカ、母オイト |
ほかの能力名の読み方は「念能力の読み方一覧」にまとめています。
14王子を「陣営の型」で4つに分けると読みやすい
名前を全部覚える前に、型で分けておくと読む速度が上がります(分類は当サイトの整理です)。
| 型 | 特徴 | 該当する王子(例) |
|---|---|---|
| 武力型 | 私設兵・護衛の数と力で押す | ベンジャミン、カミーラ |
| 知略型 | 情報・交渉・根回しで勝つ | ツベッパ、チョウライ |
| きょうだい型 | 同じ母のきょうだいとの関係が行動を決める | カチョウ・フウゲツ、モモゼ・マラヤーム |
| 巻き込まれ型 | 本人に争う力・意思が乏しい | ワブル |
ツェリードニヒは、どの型にも収まりきらない「成長する脅威」として別枠で見るのがおすすめです。
王子以外の重要人物(船の上の外部勢力)
クラピカ
第14王子の護衛。目的は第4王子ツェリードニヒが持つ緋の眼の回収です。護衛としての仕事、自分の目的、そして船内で開く念の講習。3つの役割を同時に抱えています。
ハンター協会
暗黒大陸への渡航に同行しています。王位継承戦とは別に、ビヨンド=ネテロを監視する立場です。
幻影旅団とヒソカ
旅団は、仲間を殺したヒソカへの報復(と財宝)を狙って乗船しています。王位継承戦とは目的がまったく違うため、「同じ船にいるが、別の物語」として読むと混乱しません。
マフィアとモレナ
カキンの三大マフィア(シュウ=ウ一家・エイ=イ一家・シャ=ア一家)が、それぞれ後ろ盾の王子と結びついて抗争します(36巻 第371話)。エイ=イ一家のモレナは、王子同士の争いとは別の動機で船内をかき乱す人物です。
読み返すならここ(再読ナビ)
| 知りたいこと | 読み返す場所 |
|---|---|
| 王子の顔ぶれと性格 | 33巻 第349話「蠱毒」〜第350話「王子」 |
| 守護霊獣の仕組みが見えてくる流れ | 34巻 第360話「寄生」〜35巻 第363話「念獣」 |
| 最初の脱落者が出る流れ | 35巻 第368話「凶行」 |
覚えたかチェック:王位継承戦クイズ(全10問)
14人の番号と母親、クラピカの立場、船に乗っている勢力。 10問中8問以上とれたら「読み込み派」の判定です。間違えた問題は、この記事の一覧表に戻れば確認できます。
まとめ
- 14王子は番号と母親で覚えるのが最短。ドゥアズルの子4人、ウンマの子2人が大きな塊
- 38巻時点の死亡はモモゼ→サレサレ→カチョウの3人
- 同じ母でも味方とは限らない。ベンジャミンとツェリードニヒがその典型
- 船の上には王子以外にも、クラピカ、ハンター協会、幻影旅団、三大マフィアがいる。目的が違う勢力は「別の物語」として読むと混乱しない
ルールや守護霊獣の仕組みは「王位継承戦をわかりやすく解説」で整理しています。