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ゴッドバレー事件とは?何巻何話で明かされたか

更新:2026-09-30運営:ヨミコミ

ネタバレ範囲:単行本115巻(第1179話)までの内容を含みます。中心は95巻・108巻・114巻で明かされたゴッドバレー事件の真相です。本誌の最新話には触れません。

当サイトは原作者・出版社とは関係のない、非公式のファンサイトです。

「ゴッドバレー事件って、結局なにがあったの?」「どの巻を読み返せばいい?」

ゴッドバレー事件は、一度にすべてが描かれた事件ではありません。ワノ国編で名前が出て、エッグヘッド編で一部が描かれ、エルバフ編で全体像が明かされた。単行本でいえば95巻から114巻まで、長い連載をまたいで少しずつ真相が足されてきた事件です。

だからこそ、「どの話で、何がわかったか」の順番で整理すると、一気にわかりやすくなります。この記事では、単行本115巻(第1179話)までに描かれた事実だけを、巻・話つきでまとめます。

結論:ゴッドバレー事件とは

38年前、天竜人が催しを開いていた島「ゴッドバレー」に、ロックス海賊団・ロジャー海賊団・海軍が集まり、ロックス海賊団が壊滅した事件です。

項目 内容
いつ 物語の現在から38年前(95巻 第957話)
どこで ゴッドバレー(のちに海に沈み、記録から消される)
きっかけ 天竜人が開いた「先住民一掃大会」
主な結末 ロックス海賊団の壊滅。ロックスの最期はガーリング聖の手による(114巻 第1166話)
読める巻 95巻・108巻・114巻が中心

世間では「ガープがロックスを倒した事件」として知られてきました。しかし、読み進めるほど、その表の話と実際の出来事がずれていたことがわかってきます。そのずれを追うのが、この事件のいちばん面白いところです。

何巻何話で読める?明かされた順の早見表

まずは「どこで何がわかったか」の地図です。読み返すときの目次として使ってください。

段階 巻・話 ここでわかったこと
1. 名前と概要 95巻 第957話「ULTIMATE」 38年前の事件。ロックス海賊団の壊滅。ガープとロジャーの共闘
2. 島の中で起きていたこと 108巻 第1095話「死んだ方がいい世界」・第1096話「くまちー」 天竜人の「先住民一掃大会」。くまの能力の入手。500人以上の脱出
3. 事件の全体像 114巻 第1158話〜第1166話 各勢力の目的、ロックスの素性、イムの出現、ロックスの最期、記録の抹消と島の沈没

ここからは、この3段階を順に見ていきます。

第1段階:95巻957話で明かされたこと(ワノ国編)

ゴッドバレー事件が初めて大きく語られるのは、ワノ国編の途中に挟まる海軍本部の場面です。センゴクが若い海兵たちに、かつて白ひげ・ビッグマム・カイドウが同じ船にいたロックス海賊団の話をします。

この回でわかったのは、主に次の3つです。

ガープが「海軍の英雄」と呼ばれるようになった戦いで、実は宿敵の海賊王と手を組んでいた。しかも守ったのは天竜人。ガープがこの件を語りたがらない理由として、センゴクはこの事情を説明しています。

この時点では、島で何が行われていたのか、なぜ海賊たちがそこに集まったのかは、ほとんどわかりませんでした。島の名前や記録が消されていることも含めて、「隠された事件」という印象を残した回です。

第2段階:108巻1095〜1096話で明かされたこと(エッグヘッド編)

次に事件の中身が描かれたのは、エッグヘッド編でのくまの回想です。サターン聖がボニーを追い詰める場面の中で、くまの半生がさかのぼって描かれ、その途中にゴッドバレーが出てきます。

天竜人の「先住民一掃大会」(第1095話)

島で行われていたのは、天竜人が3年に1度開いていた「先住民一掃大会」でした。その回の会場として選ばれたのが、世界政府に加盟しておらず、名前も天竜人に嫌われていたゴッドバレーです。事件の背景に、天竜人の催しがあったことがここで初めてはっきりします。

くまがニキュニキュの実を手にした(第1096話)

大会の景品だった悪魔の実を、少年時代のくまはイワンコフとともに狙いました。くまが口にしたのはニキュニキュの実。のちに七武海として、そしてエッグヘッドで描かれる父として、くまの人生を決めた力は、この島で手に入れたものでした。

くまたちはその力を使い、500人以上とともに島を脱出します。事件は「海賊と海軍の戦い」であると同時に、「島の人々が生き延びようとした一日」でもあったことが、この回でわかります。

ガープが出動を決めた理由(第1096話)

休暇中だったガープは、コングから出動を頼まれても最初は乗り気ではありませんでした。決め手は、ロジャーも島へ向かっていると聞いたこと。第1段階で明かされた共闘の裏に、宿敵を追う気持ちがあったことが見えてきます。

第3段階:114巻1158〜1166話で明かされたこと(エルバフ編)

事件の全体像が描かれたのは、エルバフ編の途中に入る長い回想です。単行本では114巻に、第1158話から第1166話までがまとまっています。

事件の前の年:シャンクスの誕生(第1158話)

回想は事件の少し前から始まります。第1158話では、ロックスとエルバフの王ハラルドの決裂が描かれ、同じ回で、ゴッドバレーで双子のシャンクスとシャムロックが生まれます。時期は事件の前の年。事件当日のシャンクスは、まだ赤ん坊でした。

大会の「景品」と、ロックスの本当の目的(第1159話)

大会の最大の景品として差し出されたのは、ハチノスから連れ去られたシャクヤクでした。彼女を取り戻すという目的が、ロックス海賊団とロジャー海賊団の両方を島へ向かわせます。

同じ回で、ロックスは世界政府の命で自分を止めに来たハラルドと二人きりで話し、自分がデービー一族であること、島に妻子を預けていることを打ち明けます。仲間の海賊たちには伝えていない、本当の目的でした。

シャクヤクの救出と、若いドラゴン(第1161話)

捕らわれていたシャクヤクを救い出したのはレイリーです。ロジャーが白ひげとぶつかっているあいだに、救出を任されていました。同じ回では、双子を連れて逃げようとするドラゴンが、神の騎士団に傷を負わされる場面も描かれます。ドラゴンは、島民を捕らえる任務に就いていた若い海兵として、第1159話から回想に登場しています。

イムの出現とカイドウの実(第1162話)

戦場には、ロックスの生死を気にしたイムが、サターン聖の体に乗り移る形で現れます。その場の海賊も海軍も言葉を失う、事件の空気が一変する回です。

同じ回で、ロックスの妻エリスは、ロックスとのあいだの息子である幼いティーチを連れて逃げることを選び、ルルシアで会おうと約束します(ロックスがハラルドに「島に妻子を預けている」と明かしたのは第1159話)。ルルシア王国は、のちに世界政府の手で地図から消される国です。

また、大会の景品だったウオウオの実 幻獣種 モデル“青龍”を、カイドウが横取りしてその場で食べたのもこの回です。

ロックスの最期と、島の消滅(第1165〜1166話)

ガープとロジャーの攻撃で倒れたロックスは、正気を取り戻します。しかしそこへ神の騎士団が現れ、ガーリング聖がロックスの命を奪いました(第1166話)。

世間では「ガープが英雄としてロックスを倒した」とされてきた事件の、実際の最期はまったく違うものでした。島の記録は、戦いの最中にイムの命令で消されることが決まり(第1165話)、ゴッドバレーは海に沈みます(第1166話)。

誰が何のために島にいたのか

第3段階まで読むと、「なぜあれほどの顔ぶれが一つの島に集まったのか」が見えてきます。島の外で関わったハラルドも含めて、目的ごとに整理すると次のとおりです。

立場 主な人物 島にいた理由(作中で描かれた範囲)
天竜人 ガーリング聖ほか 先住民一掃大会の開催
ロックス海賊団 ロックス、白ひげ、ビッグマム、カイドウほか シャクヤクと大会の景品。ロックス本人は妻子を守ることが本当の目的
ロジャー海賊団 ロジャー、レイリーほか シャクヤクの救出
海軍 ガープ、若いドラゴンほか 天竜人の護衛と大会の準備(ドラゴンたち若い海兵は島民の捕獲に動員)。ガープの決め手はロジャー
島の人々・逃げた人々 くま、イワンコフ、ジニーほか 大会で追われる側。生き延びるために動いた
エルバフ(島の外) ハラルド 世界政府の命で、島へ向かうロックスを途中の海で止めようとした

同じ島で、同じ日に、5つの勢力がそれぞれ別の目的で動き、島の外ではエルバフの王まで関わっていた。これがゴッドバレー事件を「一言で説明しにくい」理由です。

ゴッドバレー事件は今の物語とどうつながる?

事件は38年前の出来事ですが、今の物語の主要人物の多くが、ここに原点を持っています。

エルバフ編の途中でこの回想が入るのは、今まさに一味がいる国と、38年前の事件が一本の線でつながっているからです。エルバフ編の読み方は「エルバフ編は何巻から?」でまとめています。

まだ描かれていないこと

115巻までの時点で、事件にかかわる謎がすべて明かされたわけではありません。たとえば、イムとデービー一族の因縁の全体像や、事件に関わった人々がこの先の物語でどう動くのかは、作中でまだ語られていません。

この記事では、描かれていないことを予想で埋めることはしません。新しい巻で事実が増えたら、この記事も更新します。

映画『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』について

2027年夏に、映画『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』の公開が予定されています(2026年9月30日時点の発表)。映画の内容は、この記事では扱いません。

よくある質問

Q. ゴッドバレー事件は何年前?

A. 物語の現在から38年前です(95巻 第957話でセンゴクが語っています)。

Q. ゴッドバレー事件は何巻を読めばいい?

A. 95巻 第957話、108巻 第1095〜1096話、114巻 第1158〜1166話の3か所です。全体像を知りたいなら114巻が中心です。

Q. ロックスを倒したのはガープとロジャー?

A. ガープとロジャーの攻撃でロックスは倒れますが、命を奪ったのは神の騎士団のガーリング聖です(114巻 第1166話)。

Q. シャンクスは事件のとき何歳?

A. 事件の前の年にゴッドバレーで生まれており、事件当時は赤ん坊でした(114巻 第1158話)。

Q. ゴッドバレーは今どうなっている?

A. 記録はすべて消され(114巻 第1165話)、島そのものも海に沈んでいます(第1166話)。

明かされた順に、クイズで振り返る

ここまで読んで「順番は頭に入った」と思ったら、クイズで試してみてください。センゴクの証言からエルバフ編の回想まで、どの話で何が明かされたかを問う上級クイズです。

→ ゴッドバレー事件クイズ(全10問)に挑戦する

物語全体の節目から腕試しをしたいなら、総合クイズ【上級】もどうぞ。

まとめ

理解度をクイズで試す

上級ゴッドバレー事件クイズ
38年前の事件の真相が、どの話で少しずつ明かされたかを問う上級クイズです。

この作品の名場面

自分の意識を手放してまで、娘と世界に賭けた父
くま/エッグヘッド編(くまの過去)/第109巻 第1102話「くまの人生」
片腕と引き換えに託された麦わら帽子
シャンクス/東の海編(フーシャ村)/第1巻 第1話「ROMANCE DAWN —冒険の夜明け—」
負けが決まった瞬間に、胸を向けた剣士
ゾロ/東の海編(バラティエ)/第6巻 第51話「ロロノア・ゾロ海に散る」

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出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』(集英社)。本文は当サイトが独自に作成したもので、画像・漫画のコマ・セリフの引用は使っていません。