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ロックス海賊団とは?明かされた順に整理

更新:2026-10-01運営:ヨミコミ

ネタバレ範囲:単行本115巻(第1179話)までの内容を含みます。ロックスの本名・家族(黒ひげとの関係)・最期など、113〜114巻の大きなネタバレに触れます。本誌の最新話や映画の内容には触れません。

当サイトは原作者・出版社とは関係のない、非公式のファンサイトです。

「ロックス海賊団って、結局どんな海賊団だったの?」「ロックスって何者?」

ロックス海賊団は、長いあいだ「名前だけが大きい海賊団」でした。ワノ国編で存在が語られ、エッグヘッド編で少しだけ姿を見せ、エルバフ編の回想でようやく、船長ロックスの顔と素性が描かれました。単行本でいえば95巻から115巻まで、20巻をかけて輪郭が足されてきた海賊団です。

この記事では、メンバーの名前や強さを並べるのではなく、どの巻・どの話で、何がわかったかを順番に整理します。扱うのは単行本115巻(第1179話)までに描かれた事実だけです。38年前の事件そのものは「ゴッドバレー事件とは?何巻何話で明かされたか」で詳しくまとめているので、ここでは海賊団と船長ロックスに的を絞ります。

結論:ロックス海賊団とは

ロジャーが台頭する前の時代に、船長ロックスのもと、のちの白ひげ・ビッグマム・カイドウらが同じ船に乗っていた海賊団です。38年前のゴッドバレー事件で壊滅しました。

項目 内容
船長 ロックス。本名はデービー・D・ジーベック(114巻 第1159話)
旗揚げ 44年前(113巻 第1155話の回想)
拠点 海賊島ハチノス
船長の目的 「世界の王」になること(95巻 第957話)
壊滅 38年前のゴッドバレー事件(95巻 第957話/114巻 第1166話)
読める巻 95巻・108巻・113巻・114巻・115巻

95巻の時点では、船長の顔すらはっきりしない「伝説の海賊団」でした。そこから、成り立ち、船長の本当の名前、家族、最期までが、少しずつ明かされていきます。

何巻何話で読める?明かされた順の早見表

読み返すときの目次として使ってください。

段階 巻・話 ここでわかったこと
1. 存在と顔ぶれ 95巻 第957話「ULTIMATE」 白ひげ・ビッグマム・カイドウが同じ船にいたこと。船長の目的。38年前の壊滅
2. 事件の島に現れる 108巻 第1096話「くまちー」 くまの回想の中で、ゴッドバレーに到着する姿が描かれる
3. 成り立ち 113巻 第1154〜1155話 ロックス本人の登場(黒ひげの父であることも示される)。仲間の集め方、ハチノスを狙った計画、44年前の旗揚げ
4. 船長の素性と最期 114巻 第1156〜1166話 ハラルドとの決裂、本当の名前と妻子、壊滅と最期
5. 回想の結び 115巻 第1167〜1171話 回想の続きとして、ハラルド王と息子ロキの話が描かれる

ここからは、この順番で見ていきます。

第1段階:95巻957話で明かされたこと(ワノ国編)

ロックス海賊団の名前が大きく語られたのは、ワノ国編の途中に挟まる海軍本部の場面です。センゴクが若い海兵たちに、昔話として語ります。

この回でわかったのは、主に次のことです。

読者にとっての衝撃は、それまで別々の大物として描かれてきた白ひげ・ビッグマム・カイドウが、若いころ同じ船にいたことでした。しかもセンゴクの話からは、この船が仲間意識で結ばれた一味ではなく、船の中でも争いが絶えない集まりだったことが伝わってきます。

一方で、ロックス本人がどんな人物なのか、なぜこれほどの顔ぶれが一人の船長のもとに集まったのかは、この時点ではほとんど語られていません。

第2段階:108巻1096話で描かれたこと(エッグヘッド編)

次にロックス海賊団が描かれたのは、エッグヘッド編のくまの回想です。38年前、天竜人の「先住民一掃大会」が開かれていたゴッドバレーに、ロックス海賊団、ロジャー海賊団、ガープの艦隊が次々と到着します(第1096話)。

ただし、この回想の主役はあくまでくまです。ロックス海賊団は、事件の島に現れる勢力のひとつとして描かれるにとどまり、船長の素性や目的はまだ語られません。事件の日、確かにそこにいたことが絵で示された段階、と考えるとわかりやすいでしょう。

第3段階:113巻1154〜1155話で明かされたこと(エルバフ編)

船長ロックス本人が物語の中で動き出すのは、エルバフ編に入る長い回想の中です。エルバフの王ハラルドの過去をたどる流れで、ロックスが描かれます。

エルバフに現れたロックス(第1154話)

48年前、ロックスはエルバフに姿を見せ、少年だった王子ロキと出会います。ロックスとハラルドは、それより前、56年前の世界会議の場で出会っていたことも、この回想の中で語られます。この回では、初めてはっきり描かれたロックスの顔とともに、彼が黒ひげ(ティーチ)の父であることも示されます。

海賊団の成り立ち(第1155話「ロックス海賊団」)

話タイトルそのままに、海賊団がどうできたかが描かれる回です。

95巻では目的が「世界の王」と一行で語られるだけでしたが、ここで具体的な計画として描かれます。船員たちが集まった理由も、船長への忠誠というより、ロックスの計画が大きなもうけ話に見えたから、と読める描かれ方です。

第4段階:114巻1156〜1166話で明かされたこと(エルバフ編)

114巻には、ゴッドバレー事件の前後がまとめて収録されています。ロックス海賊団と船長ロックスについて、ここで大きく明かされたのは次の4点です。

ハチノスの時代(第1157話)

42年前、九蛇海賊団の船長を辞めたシャクヤクがハチノスに現れ、酒場を開きます。荒くれ者ばかりの島で、彼女はやがてハチノスの「宝」と呼ばれる存在になります。のちにゴッドバレーで起きることの伏線が、ここで置かれています。

ハラルドとの決裂(第1157〜1158話)

ハラルドは、エルバフの世界政府への加盟と引き換えに、ロックスを討つよう求められていました。第1158話「ロックスvs.ハラルド」で、二人は決裂して戦います。この戦いで決着はつかず、二人が次に顔を合わせるのは、ゴッドバレー事件のときです。

本当の名前と、隠していた家族(第1159話)

ゴッドバレーへ向かう途中、ロックスは止めに来たハラルドと二人きりで話し、自分の本当の名前がデービー・D・ジーベックであること、つまりデービー一族の人間であること、そして島に妻子を預けていることを打ち明けます。この秘密は、船の仲間たちには伝えられていませんでした。

ここで、95巻から続いていた「ロックスはなぜゴッドバレーへ向かったのか」という問いに、船長個人の答えが与えられます。

壊滅と、船長の最期(第1166話)

ガープとロジャーの攻撃で倒れたロックスの命を奪ったのは、神の騎士団のガーリング聖でした。世間では、ロックスを倒したのはガープだとされてきましたが、実際の最期は違っていたことになります。事件の細かな流れは「ゴッドバレー事件とは?」で整理しています。

第5段階:115巻の回想の結び

115巻の前半(第1167〜1171話)は回想の続きで、ハラルド王と息子ロキのあいだに何があったのかが描かれます。ロックスと決裂したハラルドのその後は、114巻の最後(第1166話)から、この巻にかけて読むことができます。そのあと物語は現在のエルバフへ戻ります。エルバフ編の巻の流れは「エルバフ編は何巻から?」でまとめています。

白ひげ・ビッグマム・カイドウとの関係

ここからはヨミコミの読みです。

957話と1155話を並べると、ロックス海賊団は「家族」ではなく「計画」で集まった船として描かれています。船長は大きな計画を示し、船員はそのもうけに乗った。だから船の中で争いが絶えなくても、船は成り立っていました。

そう読むと、のちの三人の姿が違って見えてきます。

三人の出発点が「家族ではない船」だったことを思うと、白ひげの「家族」へのこだわりは、とくに対照的に映ります。これは作中で語られた理由ではなく、描写を並べたときの一つの読み方です。

ロックス本人と、ティーチ

114巻では、ロックスの妻エリスと、二人の息子である幼いティーチが描かれます。エリスはティーチを連れて逃げることを選び、ルルシアで会おうと約束しました(第1162話)。

現在の四皇・黒ひげが、ロックスの息子だったことになります。そして黒ひげ海賊団が本拠地にしているのが、かつてロックスが狙い、拠点にしたハチノスです。38年前の船長と今の四皇が、同じ島でつながっている形です。ただし、ティーチが父のことをどう受け止めているのかは、115巻の時点で作中にはっきりとは描かれていません。

まだ描かれていないこと

115巻の時点で、ロックスやロックス海賊団にかかわる謎がすべて明かされたわけではありません。たとえば、デービー一族と世界政府の因縁の全体像や、ロックスが「世界の王」になって何をしようとしていたのかの細部は、作中でまだ語られていません。

この記事では、描かれていないことを予想で埋めることはしません。新しい巻で事実が増えたら、この記事も更新します。

よくある質問

Q. ロックス海賊団はいつ結成された?

A. 44年前に正式に旗を揚げたと描かれています(113巻 第1155話の回想)。それ以前から、ロックスはデービーバックファイトで船員を集めていました。

Q. ロックス海賊団はなぜ壊滅した?

A. 38年前のゴッドバレー事件で、ガープとロジャーの共闘によって壊滅しました(95巻 第957話)。船長ロックスの命を奪ったのはガーリング聖です(114巻 第1166話)。

Q. ロックスの本名は?

A. デービー・D・ジーベックです。ゴッドバレーへ向かう途中、ハラルドに打ち明けています(114巻 第1159話)。

Q. ロックスと黒ひげ(ティーチ)の関係は?

A. ティーチはロックスと妻エリスの息子です。ロックスが黒ひげの父であることは113巻 第1154話で示され、妻子の話は114巻 第1159話・第1162話で描かれます。

Q. ロックス海賊団の話は何巻を読めばいい?

A. 95巻 第957話で存在を知り、113巻 第1154〜1155話で成り立ちを、114巻で船長の素性と最期を読むのがおすすめです。

明かされた順に、クイズで振り返る

ロックス海賊団が壊滅した38年前の事件を、どの話で何が明かされたかの順に問う上級クイズです。この記事の順番が頭に入っているか、試してみてください。

→ ゴッドバレー事件クイズ(全10問)に挑戦する

白ひげの最期を読み解いた名場面ノート「立ったまま最期を迎えた大海賊が、世界に残した一言」、ゴッドバレーで力を得たくまの物語「自分の意識を手放してまで、娘と世界に賭けた父」もあわせてどうぞ。

まとめ

理解度をクイズで試す

上級ゴッドバレー事件クイズ
38年前の事件の真相が、どの話で少しずつ明かされたかを問う上級クイズです。

この作品の名場面

自分の意識を手放してまで、娘と世界に賭けた父
くま/エッグヘッド編(くまの過去)/第109巻 第1102話「くまの人生」
片腕と引き換えに託された麦わら帽子
シャンクス/東の海編(フーシャ村)/第1巻 第1話「ROMANCE DAWN —冒険の夜明け—」
負けが決まった瞬間に、胸を向けた剣士
ゾロ/東の海編(バラティエ)/第6巻 第51話「ロロノア・ゾロ海に散る」

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出典:尾田栄一郎『ONE PIECE』(集英社)。本文は当サイトが独自に作成したもので、画像・漫画のコマ・セリフの引用は使っていません。