SLAM DUNK

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SLAM DUNK初級

総合クイズ【初級】

1回読んだ人なら思い出せる、物語の大きな出来事から出題します。

全10問4択約2分解説・登場回つき

ネタバレ範囲:原作(ジャンプ・コミックス全31巻)の最終話までの内容を含みます。

本クイズは『SLAM DUNK』(井上雄彦/集英社)の原作漫画(ジャンプ・コミックス版)をもとにした非公式のファンクイズです。集英社・原作者・アニメ/映画の制作会社とは関係ありません。問題・解説・考察は運営者が単行本をもとに独自に作成しています。映画『THE FIRST SLAM DUNK』とは場面や描写が異なる場合があります。本クイズは原作漫画だけを扱います。

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10問中、何問わかる? 答えるとすぐに正解と解説が出ます。

このクイズについて

原作漫画(ジャンプ・コミックス全31巻)の大きな出来事をたどる初級です。出題は1巻から全国大会の初戦まで(ネタバレは最終話までを含む前提)。桜木の入部、陵南との練習試合、問題児たちの部への復帰、インターハイ予選の決勝リーグ、全国大会の初戦と、物語の節目から選んでいます。人物の名前やあだ名、出来事の中身を問う問題が中心なので、一度読んだ人なら思い出せるはずです。15問の中から、毎回10問が出ます。私がこの作品を読み返して改めて驚くのは、主人公がバスケットボールの初心者として登場し、読者と同じ目線でルールや練習の意味を一つずつ知っていくことです。だから試合の場面に入るころには、読む側もいつの間にかコートの中にいる。初級の問題は、その入口から全国の舞台までの道のりを、もう一度歩き直すつもりで作りました。分からなかった問題は、解説と登場回のあらすじを手がかりに読み返してみてください。

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  1. 中学時代の桜木花道が、女の子にふられた人数は?

    • 30人
    • 10人
    • 100人
    • 50人

    正解:50人

    桜木は中学の3年間で50人にふられ、最後の相手がバスケ部員を好きだったことから、バスケットが大嫌いになっていました。そんな桜木が高校で一目ぼれした相手に誘われ、その嫌いなはずのバスケットを始めることになります。

    ヨミコミの考察

    物語は、バスケの才能でも夢でもなく、失恋の数から始まります。主人公がバスケットを嫌う理由が、競技そのものではなく恋の痛手だったという設定がうまいと読めます。嫌いになったきっかけが人なら、好きになるきっかけも人でいい。最初の動機は不純でも、その入口がやがて競技そのものへの思いに変わっていきます。長い物語の出発点を、あえて軽い笑いに置いた構成ではないでしょうか。

    登場回:1巻 #1「桜木君」

    物語の幕開けとなる回。恋に破れ続けてきた主人公が、高校で思いがけない出会いをします。

  2. 陵南との練習試合。先発メンバーから外れて騒ぐ桜木を、安西先生は何と呼んでなだめた?

    • 秘密兵器
    • 期待の新人
    • 未来の主将
    • 最後の切り札

    正解:秘密兵器

    先発に自分の名前がなく大騒ぎする桜木に、安西先生は、君はチームの秘密兵器だと持ち上げてベンチで出番を待たせました。すっかりその気になった桜木は、その後コートへ送り出されると試合の流れを変えていきます。

    ヨミコミの考察

    先発から外れた初心者を、叱るのでも諭すのでもなく、本人が喜ぶ呼び名で待たせる。安西先生の采配が、技術より先に選手の気持ちを扱うものだと初めて分かる場面と読めます。その後コートに送り出された桜木は、実際に試合の流れを変えていきます。持ち上げられると伸びる桜木の性格を、監督が早くから見抜いていたことの表れではないでしょうか。言葉ひとつで選手の向きを変える采配は、この後も繰り返し描かれます。

    登場回:3巻 #26「秘密兵器と呼ばれて」

    練習試合当日の控室が舞台。先発メンバーの発表をめぐって、ある1年生が黙っていられなくなります。

  3. 宮城リョータが想いを寄せている相手は?

    • 彩子
    • 松井
    • 藤井
    • 相田弥生

    正解:彩子

    宮城は同じ2年のマネージャー・彩子にひとすじです。部に戻ってきた日、彩子を見て顔を赤らめる宮城に桜木はすぐピンときて、もてない者どうしのふたりは、ここから一気に打ち解けていきます。

    ヨミコミの考察

    宮城と桜木は、宮城の勘違いから大げんかを始めた間柄でした。その二人を一気に近づけたのが、片思いという共通点だった点に、この作品らしさがあると読めます。腕前の比べ合いではなく、同じ悩みを抱える者どうしとして打ち解ける。ギャグの顔をしていますが、ばらばらだった問題児たちが一つのチームになっていく流れの、最初の小さな接点になっているのではないでしょうか。

    登場回:7巻 #54「やな奴だけど」

    入院していた部員が戻ってくる回。主人公との最悪の出会いが、意外な方向へ転がります。

  4. 公式戦デビューの試合で、桜木が5つ目のファウルを取られて退場になったプレーは?

    • 相手のユニフォームを引っぱった
    • ベンチから勝手にコートへ入った
    • 審判にぶつかってしまった
    • 相手選手の頭にダンクをたたき込んでしまった

    正解:相手選手の頭にダンクをたたき込んでしまった

    いいところを見せたい一心の桜木は、渾身のダンクをゴールではなく相手選手の頭にたたき込んでしまい、そのまま退場になりました。ここから、退場せずに試合を終えることが桜木の課題になっていきます。

    ヨミコミの考察

    初めての公式戦でいちばんやりたかったプレーが、そのまま退場の原因になる。桜木の長所である勢いと、短所である危うさが、同じ一つのプレーに詰め込まれていると読めます。この後も、退場せずに試合を終えることが桜木の課題として続いていきます。派手さを求める気持ちを、どう試合の中で生かせる形に変えていくか。デビュー戦の失敗は、その長い宿題の一行目として置かれているのではないでしょうか。

    登場回:9巻 #78「天才の証明」

    県予選の初戦、ある1年生がついに公式戦のコートに立つ回。張り切りすぎた結果に、会場がざわつきます。

  5. 桜木が、湘北バスケ部の主将につけたあだ名は?

    • ジイ
    • ボス猿
    • ゴリ
    • メガネ君

    正解:ゴリ

    大きな体と迫力から、桜木は主将をゴリと呼ぶようになります。入部前には体育館で1対1の勝負をした相手で、のちに桜木に基礎とリバウンドをたたき込む存在になります。ボス猿は陵南の魚住、メガネ君は木暮につけたあだ名です。

    ヨミコミの考察

    あだ名は、桜木が相手をどう見ているかの記録でもあります。最初は大きな体と迫力への反発から生まれた呼び名でしたが、物語が進むにつれて、同じ呼び名に込められる感情が変わっていくと読めます。のちにゴール下の技術を桜木にたたき込む存在になっても、呼び方そのものは変わりません。言葉は変えずに、関係だけが深まっていく。素直になれない桜木らしい敬意の示し方ではないでしょうか。

  6. インターハイ予選の決勝リーグで、湘北が敗れた相手は?

    • 武里
    • 翔陽
    • 陵南
    • 海南大附属

    正解:海南大附属

    相手は神奈川の王者・海南大附属。最後の数秒まで競り合う大接戦でしたが、湘北は勝ちきれず、決勝リーグを黒星から始めることになります。この敗戦が、残る試合へ向けた特訓のきっかけになりました。

    ヨミコミの考察

    主人公のチームが大事な初戦で敗れる。少年漫画としては思い切った展開ですが、この敗戦があるからこそ、決勝リーグの残りの試合が特訓と成長の物語になっていくと読めます。しかも王者を最後まで追い詰めたうえでの負けなので、湘北は弱いのではなく、勝ちきる力がまだ足りないのだと読者にも示されます。勝って得られないものを、負けで得る。この作品が敗戦をどう描くかを最初に見せた試合ではないでしょうか。

    登場回:15巻 #131「天国と地獄2」

    決勝リーグ初戦が最後の数秒を迎える回。喜びと落胆が、ほんの一瞬で入れ替わります。

  7. 入部したばかりの桜木が、マネージャーに教わりながら毎日取り組まされたのは?

    • 試合形式の練習
    • 3ポイントシュートの練習
    • ドリブルなどの基礎練習
    • ダンクの練習

    正解:ドリブルなどの基礎練習

    初心者の桜木にまず課されたのは、ドリブルやパスといった地味な基礎練習でした。早く派手なプレーをしたい桜木は不満を募らせますが、この積み重ねが、のちの急成長の土台になっていきます。

    ヨミコミの考察

    派手なプレーにあこがれて入部した初心者に、まず地味な反復を課す。多くの読者が知る部活の現実をそのまま描いたことで、桜木の不満に共感しやすくなっていると読めます。同時に、恵まれた身体能力を持つ桜木でさえ、基本から積み上げるしかないという作品の考え方も示されます。後の試合で桜木が見せる成長の一つひとつは、この退屈な毎日の延長線上にあるのではないでしょうか。

    登場回:1巻 #9「基本が大事」

    入部して間もない主人公の毎日が描かれる回。思い描いていた部活との落差に注目です。

  8. バスケ部の練習中の体育館に、不良仲間を連れて乗り込んできた三年生。実はバスケ部員でもあったその人物は?

    • 堀田徳男
    • 竜
    • 鉄男
    • 三井寿

    正解:三井寿

    乗り込んできたのは三井寿。大乱闘の末、木暮と赤木の口から、三井がもともとバスケ部の一員だったことが明かされます。宮城への仕返しの裏には、捨てきれないバスケットへの思いが隠れていました。

    ヨミコミの考察

    敵として乗り込んできた人物が、実は荒らそうとした場所の一員だった。この反転によって、乱闘は不良どうしのけんかから、一人の選手がバスケットから逃げてきた物語へと意味を変えると読めます。体育館で暴れるほど執着していたこと自体が、捨てきれない思いの裏返しだったのでしょう。部に戻ったあとの三井が見せるがむしゃらさは、遠回りした時間を取り戻そうとする姿としても読めるのではないでしょうか。

    登場回:8巻 #65「靴を脱げ」

    体育館の大騒動が山場を迎える回。遅れて現れた人物の行動で、場の空気が一変します。

  9. 桜木の仲間たち(桜木軍団)の中で、冷静なまとめ役として描かれているのは?

    • 水戸洋平
    • 野間忠一郎
    • 大楠雄二
    • 高宮望

    正解:水戸洋平

    水戸洋平は中学時代からの桜木の親友です。けんかの腕も立ちますが、熱くなる仲間をいさめる落ち着いた人物。バスケに夢中になっていく桜木を、からかいながらも温かく見守ります。

    ヨミコミの考察

    水戸はバスケ部員ではないのに、物語の大事な場面にたびたび立ち会います。桜木がバスケにのめり込むほど、昔からの仲間との距離が開いてもおかしくないところを、水戸は離れずに見守り続ける役として描かれていると読めます。主人公の変化を、いちばん古くから知る目で確かめる存在。読者に近い位置から桜木を見つめる、もう一人の語り手のような人物ではないでしょうか。

    登場回:1巻 #2「流川楓だ」

    主人公の友人たちと、ある1年生の名前が出てくる回。教室での何気ない会話から物語が動き出します。

  10. 中学時代の三井寿が、県大会で選ばれたのは?

    • 最優秀選手(MVP)
    • 3ポイント王
    • 新人王
    • 得点王

    正解:最優秀選手(MVP)

    三井は中学の県大会で優勝し、最優秀選手に選ばれた名シューターでした。強豪校からの誘いもありましたが、ある理由から、無名の湘北を進学先に選びます。

    ヨミコミの考察

    華々しい過去が語られるのは、物語が三井の現在の姿を見せた後です。いまの姿と昔の輝きを並べる順番が、その落差を際立たせていると読めます。強豪校の誘いを断ってまで無名の湘北を選んだのは、中学の県大会の決勝で安西先生から声をかけられたことが大きかったと描かれます。その恩人のもとから離れていた時間の重さが、ここで一気に読者にのしかかってくるのではないでしょうか。

    登場回:8巻 #66「MVP」

    ある三年生の過去が語られ始める回。中学時代、その名を知らない人はいないほどの選手でした。

  11. 初めてのインターハイで、湘北が1回戦で戦った大阪の高校は?

    • 愛和学院
    • 大栄学園
    • 名朋工業
    • 豊玉

    正解:豊玉

    1回戦の相手は大阪代表の豊玉。走って攻め続けるラン&ガンが持ち味のチームで、専門誌の評価でも湘北より格上と見られていました。

    ヨミコミの考察

    全国の初戦を、格上と見られる相手との一戦から始める。専門誌の評価という外からの物差しを置くことで、県予選を勝ち抜いた湘北が、全国ではまだ無名の挑戦者にすぎないことが一目で分かる構成と読めます。走り続けるスタイルの相手は、体力と気持ちの両方を揺さぶってきます。評価をくつがえせるかという分かりやすい軸が、読者を一気に全国の舞台へ引き込んでいるのではないでしょうか。

    登場回:23巻 #200「Aランク豊玉・Cランク湘北」

    全国大会が開幕する回。専門誌がつけた各校の評価が、試合前の空気をつくります。

  12. 練習試合の前、桜木が自分が倒すと宣言した、相手チームのエースは?

    • 牧紳一
    • 仙道彰
    • 魚住純
    • 藤真健司

    正解:仙道彰

    陵南のエース・仙道彰です。偵察に来た陵南の1年生に、桜木は仙道を倒すのは自分だと伝言を託しました。当の仙道は練習試合の当日、寝坊して遅れて現れるという大物ぶりでした。

    ヨミコミの考察

    桜木は、練習試合で実際に対戦する前から、仙道を倒す相手として名指しします。実力ではなく思い込みから始まったライバル関係ですが、その仙道が、湘北にとって県内の大きな壁の一つとして立ちはだかっていくと読めます。寝坊で遅れて現れるつかみどころのなさも、実力者の余裕として効いています。桜木の大口が、のちに冗談では済まない宿題になっていく。その最初の一言として置かれた宣言ではないでしょうか。

    登場回:3巻 #23「ただ者じゃない男」

    ある1年生が偵察にやってくる回。偵察に来た1年生の勘違いと主人公の思い込みが、思わぬ宣言につながります。

  13. 決勝リーグ初戦の最後に痛恨のミスをした桜木。その後、けじめとして見せた姿は?

    • 退部届を書いてきた
    • 眉をそり落とした
    • 赤い髪を黒く染めた
    • 頭を丸めて坊主にした

    正解:頭を丸めて坊主にした

    敗戦の責任を背負いこんだ桜木は、トレードマークの髪を刈って坊主頭で体育館に現れました。坊主頭を見た先輩たちは、思わず笑い出します。

    ヨミコミの考察

    桜木は、流川とぶつかり合った翌日、坊主頭で敗戦の責任を引き受けました。その姿に先輩たちが思わず笑い出す描き方には、深刻な場面でも笑いを忘れないこの作品の呼吸が表れていると読めます。けじめをつけた桜木が、すぐ次の課題へ向かっていく流れも見逃せません。落ち込む時間を長く描かず、責任の取り方を行動で見せる。主人公の切り替えの速さを示す場面ではないでしょうか。

    登場回:15巻 #133「責任問題」

    大事な一戦の翌日が舞台。敗因をめぐって二人がぶつかり、それぞれの責任の取り方が描かれます。

  14. 高校に入った桜木に声をかけ、バスケ部に入るきっかけをつくった女の子は?

    • 藤井
    • 松井
    • 赤木晴子
    • 彩子

    正解:赤木晴子

    廊下で声をかけてきたのが赤木晴子です。桜木の背の高さと身のこなしに目を留め、バスケ部をすすめました。一目ぼれした桜木は、晴子にいいところを見せたい一心でバスケットの世界に飛び込みます。

    ヨミコミの考察

    晴子が声をかけたのは、桜木の背の高さや体つきに目を留めたからでした。見るからに不良の桜木を、最初にスポーツをする体として見た人物だった点に意味があると読めます。一目ぼれという不純な動機で始まった入部ですが、そのきっかけをつくった本人は、最初から桜木の可能性を信じていました。周りの見る目が少しずつ変わっていく物語の、最初の一人として描かれているのではないでしょうか。

    登場回:1巻 #1「桜木君」

    物語の始まりの回。恋に破れ続けてきた主人公が、高校の廊下で思いがけない声をかけられます。

  15. 入部初日の自己紹介で、流川楓がバスケ以外の趣味として挙げたのは?

    • 読書
    • 音楽を聴くこと
    • 釣り
    • 寝ること

    正解:寝ること

    流川の答えは寝ること。授業中も居眠りばかりで、起こされると相手かまわず怒るほどです。そのぶん、起きている時間のほとんどをバスケットに注いでいる人物だと読めます。

    ヨミコミの考察

    流川の答えは、バスケ以外への関心の薄さを一言で表しています。口数が少なく愛想もない人物を、長い説明なしに読者へ印象づける工夫と読めます。授業中の居眠りや、起こされたときの不機嫌さは笑いの種ですが、裏を返せば、起きている時間をほとんどバスケットに注いでいることの表れです。周りに関心を示さない流川が、のちにどんな相手を意識していくのかを追うと、この自己紹介の意味が深まるのではないでしょうか。

    登場回:1巻 #8「花道入部」

    新入部員がそろって顔を合わせる回。それぞれの自己紹介に人柄がにじみます。

出典:井上雄彦『SLAM DUNK』(集英社 ジャンプ・コミックス 全31巻)。問題文・解説・あらすじ、結果画面のセリフは当サイトが独自に作成したもので、原作のセリフではありません。