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SLAM DUNK中級
総合クイズ【中級】
一度通して読んだ人なら思い出せる、試合の流れと選手の役割から出題します。
ネタバレ範囲:原作(ジャンプ・コミックス全31巻)の最終話までの内容を含みます。
本クイズは『SLAM DUNK』(井上雄彦/集英社)の原作漫画(ジャンプ・コミックス版)をもとにした非公式のファンクイズです。集英社・原作者・アニメ/映画の制作会社とは関係ありません。問題・解説・考察は運営者が単行本をもとに独自に作成しています。映画『THE FIRST SLAM DUNK』とは場面や描写が異なる場合があります。本クイズは原作漫画だけを扱います。
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10問中、何問わかる? 答えるとすぐに正解と解説が出ます。
このクイズについて
一度通して読んだ人に向けた中級です。範囲は原作(ジャンプ・コミックス全31巻)の最終話まで。翔陽戦、海南戦、陵南との決勝リーグ、全国大会前の準備期間、豊玉戦と、試合の流れと選手の役割を中心に問います。誰が決めたかだけでなく、相手の監督が何を狙ったのか、その練習が何のためだったのかまで聞いているので、名前を覚えているだけでは解けない問題もあります。私がこの作品の試合を何度読んでも飽きないのは、一本のシュートや一つの交代の裏に、それまでの練習や挫折、人との関係がきちんと置かれているからです。試合中に過去の場面が差し込まれ、その一手の意味が分かった瞬間、同じページの重みが変わります。中級の問題は、そうした積み重ねが試合に流れ込む場面をなるべく選びました。スコアの数字は問わず、場面の中身に絞っています。間違えた問題は、登場回の前後をまとめて読み返すのがおすすめです。
読み返すならここ
- 8巻 #69「WISH」:ある三年生の過去が、入学直後までさかのぼって語られる回。順調だった日々がどこで狂ったのかが見えてきます。
- 12巻 #105「天才と雑魚」:王者のベンチが思いがけない選手交代に出る回。監督の目が試合を動かす怖さを味わえます。
- 16巻 #140「奇策」:湘北の面々が客席から見守る一戦の回。試合開始直後の配置に込められた狙いを、次の対戦と重ねて読めます。
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全15問の答えと解説を一覧で見る(ネタバレ注意)
インターハイ出場が決まった後、アメリカ行きを相談した流川に、安西先生がまず目指すよう告げたのは?
- 日本一の高校生になること
- 神奈川で一番の選手になること
- 英語を身につけること
- 高校を卒業すること
正解:日本一の高校生になること
安西先生は留学に賛成せず、まずは日本一の高校生になるよう流川に告げました。この言葉で流川は目の色を変え、周りがたじろぐほどの気迫で練習に打ち込むようになります。
ヨミコミの考察
安西先生は流川の夢を否定せず、順番を示しました。遠い目標をいったん目の前の舞台に引き寄せることで、流川の気迫がそのまま練習へ向かっていく流れになっていると読めます。この言葉は、直後に始まる全国大会を、流川個人にとっても自分を試す場に変えました。全国で出会う強敵との勝負が、流川にとって一試合以上の意味を持つのは、この相談があったからではないでしょうか。
登場回:22巻 #190「日本一の高校生」
ある1年生が、監督にひとつの相談を持ちかける回。返ってきた答えが、その後の練習を変えていきます。
海南戦の前半、桜木の弱点を見抜いた海南の高頭監督。桜木のマークにつけたのは?
- 高砂一馬
- 宮益義範
- 武藤正
- 清田信長
正解:宮益義範
高頭監督がぶつけたのは、細身で目立たない3年生の宮益でした。宮益はほとんど守らず、ただ前に立つだけ。強い相手でなければ力を出しきれない初心者の弱点を突かれ、桜木はシュートを外し続けます。
ヨミコミの考察
強い相手ほど燃える桜木に、あえて強そうに見えない選手をぶつける。高頭監督の采配は、技術ではなく初心者の心理の隙を突いたものと読めます。体格も迫力もない相手を前に、桜木は力の向け先を見失ってしまいます。王者の強さが、選手の能力だけでなく、相手の弱点を素早く見抜く監督の目にもあると示す場面です。この苦い経験が、桜木が試合の中で自分を見つめ直す意味を重くしているのではないでしょうか。
登場回:12巻 #105「天才と雑魚」
試合の流れを読む相手ベンチが動く回。思いがけない選手交代に、会場も首をかしげます。
決勝リーグ2戦目に向けて、桜木がゴール下のシュートを身につけるために与えられた日数は?
- 3日
- 1週間
- 1日
- 10日
正解:3日
残された時間はわずか3日でした。桜木は赤木につきっきりで教わり、汗だくになりながら毎日ゴール下のシュートを打ち込みます。帰りかけた木暮も体育館に戻って練習に付き合い、地道な反復がやがて試合で実を結びます。
ヨミコミの考察
限られた時間で一つの技を身につける特訓は、敗戦の直後に置かれています。落ち込む時間を挟まず、すぐ次の課題へ向かわせる流れが、湘北の切り替えを示していると読めます。教えるのが赤木であることにも意味があり、同じゴール下を守る選手から、その技術がじかに手渡されます。勢いだけだった桜木の武器が、技としての形を持ち始める出発点として、この特訓は置かれているのではないでしょうか。
登場回:16巻 #137「3 DAYS」
次の試合までの短い期間が舞台。体育館で、ある練習が夜まで続きます。
1年生のとき、期待の新人だった三井がバスケ部から離れていくきっかけになったのは?
- 成績不振による部活動禁止
- 膝のけが
- 赤木とのけんか
- 家の引っ越し
正解:膝のけが
入部して間もない紅白戦で、三井は膝を痛めます。治りきらないうちに練習へ戻って再び痛め、その間に活躍していく同学年の選手を見て居場所を失い、部から離れていきました。
ヨミコミの考察
三井を部から遠ざけたのは、実力不足ではなく、焦りが重なった結果として描かれています。治りきらないまま戻ったことが、かえって長い空白を生んだ。期待の新人だったからこそ、休むことが置いていかれる恐怖につながったのだと読めます。同学年の選手が活躍していく姿を見ていられなかった心の痛みは、体の痛み以上だったのでしょう。戻ってきた三井の体力のなさにも、この空白の長さが刻まれているのではないでしょうか。
登場回:8巻 #69「WISH」
ある三年生の過去が、入学直後までさかのぼって語られる回。順調に見えた日々に転機が訪れます。
インターハイ出場をかけた陵南との最終戦。終盤、勝負を決定づける3ポイントを決めた3年生は?
- 木暮公延
- 三井寿
- 池上亮二
- 赤木剛憲
正解:木暮公延
決めたのは控えから出ていた副主将の木暮。陵南の守りが赤木や流川に向く中、ほぼフリーの形で放った一本でした。3年間、目立たずにチームを支えてきた選手のシュートが、湘北を全国へ押し上げます。
ヨミコミの考察
相手の守りが主力に集まった結果、いちばん警戒されていなかった選手に好機が回ってくる。この場面は、注目されないこと自体がチームの武器になりうると示していると読めます。3年間、目立たずに部を支え続けてきた選手だからこそ、この一本の重みが増します。派手な主力たちの物語に見えた湘北が、実は控えまで含めたチーム全体の物語だったと気づかせる場面ではないでしょうか。
陵南との練習試合の前日、赤木が練習後に桜木ひとりに教え込んだのは?
- ダンク
- リバウンド
- フリースロー
- ディフェンスの構え
正解:リバウンド
赤木は、外れたシュートを取る技術こそ試合を左右すると説き、夜遅くまで桜木にリバウンドをたたき込みました。初心者の桜木が最初に手にした武器であり、ここから先、桜木の役割の中心になっていきます。
ヨミコミの考察
赤木は、シュートの技術がまだない初心者に、外れた後のボールを取る仕事を託しました。得点できない選手にも試合を左右する役割があると示した点で、桜木の選手としての出発点と読めます。教える理由が試合に勝つためだったことも大事です。持ち前の跳躍力が、ここで初めてチームのための技術に結びつけられました。翌日の練習試合が、その最初の試し場になっていくのではないでしょうか。
登場回:3巻 #24「明日の前の日」
練習試合を翌日に控えた体育館が舞台。練習のあとに残された一人に、ある技術が託されます。
翔陽の主将で、ふだんは監督役としてベンチにいて、試合の途中からコートに入ってきた選手は?
- 藤真健司
- 長谷川一志
- 花形透
- 魚住純
正解:藤真健司
翔陽には正式な監督がおらず、主将の藤真が監督を兼ねていました。前半はベンチから指示を出し、湘北にリードを許した後半にコートへ。藤真が入ると翔陽の動きは一変し、湘北は苦しめられます。
ヨミコミの考察
監督を兼ねる選手がベンチから指示を出しているうちは、翔陽の力はまだ出しきられていなかった。そう読ませる構成が、相手の本当の強さを後半まで隠す仕掛けになっています。一人が入るだけでチームの動きが変わるのは、司令塔の存在がどれほど大きいかを示す描写です。正式な監督がいないという設定も、選手が指揮まで背負わざるを得ない翔陽の事情を物語っているのではないでしょうか。
海南戦の最後の数秒。リバウンドを取った桜木が、味方に出したつもりのパスを受けたのは?
- 牧紳一
- 神宗一郎
- 清田信長
- 高砂一馬
正解:高砂一馬
桜木は赤木に渡したつもりでしたが、ボールを受けたのは海南の高砂でした。逆転を狙えた場面での痛恨のミス。赤木は、これで終わりではないと桜木に声をかけます。
ヨミコミの考察
このパスミスは、技術の未熟さだけでなく、終盤の緊張と疲れの中で視野が狭くなった結果とも読めます。逆転への一歩が、そのまま敗戦を決める一手に変わる残酷さ。それでも赤木が責めずに声をかけたことで、このミスは桜木一人の罪ではなく、チーム全体で背負う敗戦として位置づけられます。翌日から始まる立て直しの物語は、この数秒から始まっているのではないでしょうか。
登場回:15巻 #131「天国と地獄2」
決勝リーグ初戦が最後の数秒を迎える回。喜びと落胆が、ほんの一瞬で入れ替わります。
インターハイ1回戦の豊玉戦。流川の目のあたりにけがを負わせることになった豊玉の選手は?
- 岩田三秋
- 南烈
- 板倉大二朗
- 岸本実理
正解:南烈
豊玉の主将・南の肘が流川の顔に当たり、流川は片目が腫れてふさがったままプレーを続けることになります。この一件が、試合の流れと南自身の心に大きく影を落としていきます。
ヨミコミの考察
流川は片目がふさがったままコートに戻ります。視界を奪われたことで、かえって流川の集中の深さと勝負への執念が浮かび上がる構成と読めます。一方で、ぶつけた側の南にとっても、この一件は試合の流れ以上に心に影を落としていきます。けがを負った側と負わせた側、その両方の心の動きを描くことで、ラフプレーを単なる悪役の演出に終わらせていないのではないでしょうか。
決勝リーグの陵南対海南戦。陵南の田岡監督が仕掛けた奇策は?
- 仙道をポイントガードに置いた
- 試合開始からゾーンプレスをかけた
- 魚住を最初から温存した
- 福田に牧をマークさせた
正解:仙道をポイントガードに置いた
田岡監督は、本来は点取り屋の仙道に司令塔のポイントガードを任せました。仙道のパスから味方が次々に決め、陵南は王者を相手に主導権を握ります。客席の湘北の面々も、次に戦う相手の怖さを見せつけられました。
ヨミコミの考察
点取り屋に司令塔を任せるのは、仙道の得点力をあえて一部手放す賭けでもあります。それでも陵南が王者相手に主導権を握れたのは、仙道が自分で決めるだけでなく、味方を生かすことにも長けた選手だったからと読めます。湘北にとっては、次の相手の怖さを客席から見せつけられる時間でした。主人公が出ない試合に何話も割くことで、決勝リーグ最終戦への緊張を高めているのではないでしょうか。
登場回:16巻 #140「奇策」
湘北の選手たちが客席から見守る一戦の回。試合開始直後の配置に、会場がざわめきます。
三井たちが体育館で起こした騒ぎのあと、駆けつけた教師たちに、自分たちのけんかだと名乗り出たのは?
- 木暮公延
- 水戸洋平
- 赤木剛憲
- 安田靖春
正解:水戸洋平
水戸は、三井が仲間を抜けると言い出したことに腹を立てて自分たちがやった、と説明しました。堀田も一緒に罪をかぶり、バスケ部はおとがめなし。こうして湘北は、そろったメンバーで県予選に臨めることになります。
ヨミコミの考察
水戸たちはバスケ部員ではありません。それでも、部が大会に出られなくなる事態を防ぐために、自分たちが泥をかぶる道を選びました。桜木がバスケに打ち込む場所を守ることが、仲間なりの応援の形だったと読めます。堀田たちも一緒に罪をかぶったことで、三井が部に戻る道も守られました。けんかの物語が、チームの始まりの物語に切り替わる回ではないでしょうか。
登場回:9巻 #72「START」
大騒動の後始末から始まる回。誰が責任を引き受けるのかに注目です。
インターハイに向けた合宿で、桜木がおよそ1週間で打ち込んだシュートの本数は?
- 2千本
- 5千本
- 2万本
- 10万本
正解:2万本
チームが遠征合宿に出る間、桜木は安西先生のもとに残り、安西先生のもとで2万本を打ち込みました。晴子や桜木軍団もその練習を見守っています。
ヨミコミの考察
チームが遠征に出る間、桜木は一人残って同じ動きを繰り返します。仲間と離れた場所で反復を積み上げる時間は、入部当初に退屈だと不満を漏らした練習とは、意味が違って見えると読めます。今度の桜木は、試合で自分に足りないものを知ったうえで打ち込んでいるからです。安西先生のもとで同じフォームを繰り返し打ち込んでいく姿は、監督がこの初心者に何を託していたかを物語っているのではないでしょうか。
海南戦の途中、赤木がいったんコートを離れることになった原因は?
- 5つ目のファウル
- 足首のけが
- 目の上の出血
- 脚のけいれん
正解:足首のけが
赤木は試合中に足首を痛め、一度ベンチに下がります。それでも痛みを押してコートに戻り、チームを引っぱり続けました。この足の不安は、続く決勝リーグの試合にも影を落とします。
ヨミコミの考察
柱である赤木がいない時間は、残された選手たちの力が試される時間になります。中心選手が抜けた穴を誰がどう埋めるのかを描くことで、湘北が赤木一人のチームではないことを示した場面と読めます。痛みを押してコートに戻る赤木の姿は、3年間かけて追ってきた夢への執念そのものでしょう。この不安は続く試合にも残り、勝負の行方に影を落とし続けるのではないでしょうか。
県予選で退場が続いた桜木。翔陽戦を前に、夜に赤木の家まで行って相談したことは?
- ファウルで退場しないための方法
- 流川に勝つための練習
- 晴子と親しくなる方法
- シュートを確実に入れるこつ
正解:ファウルで退場しないための方法
退場続きで自信をなくしかけた桜木は、赤木に退場しない方法を教えてほしいと頼みこみます。赤木は、こつなどないと言いつつ、どのくらいのことで笛が鳴ったのかを自分でよく考えるよう助言しました。その食らいつく姿に、赤木も桜木を見直します。
ヨミコミの考察
自信家の桜木が、自分から教えを請いに行く。退場続きの悔しさが、初めて桜木のプライドを上回った場面と読めます。赤木が答えを与えず、自分で考えるよう促した点も重要です。考える手がかりを得た桜木は、この後、試合の中で自分のプレーを振り返れる選手へ少しずつ変わっていきます。夜の訪問は、勢いだけだった桜木が頭を使い始める転機として置かれているのではないでしょうか。
登場回:9巻 #80「天才の憂鬱2」
思うようにいかない日々が続く1年生が舞台。夜、ある家を訪ねるところから話が始まります。
最終話。赤木と木暮が引退したあと、湘北の新しい主将になったのは?
- 流川楓
- 安田靖春
- 宮城リョータ
- 三井寿
正解:宮城リョータ
新しく主将を任されたのは宮城。3年生でただ一人部に残った三井にやじられながらのスタートでした。チームは冬の大会に向けて、新しい形で歩み出します。
ヨミコミの考察
主将の交代は、物語が一つの区切りを迎えたことをはっきり示します。3年生でただ一人残った三井にやじられながらの船出という描き方には、重々しさより、これからも続いていく日常の手触りがあると読めます。最終話では、大きな試合の余韻だけでなく、次の大会へ向かう新しいチームの姿も描かれます。湘北の物語は終わっても、部は続いていく。そのことを静かに伝える幕引きではないでしょうか。
登場回:31巻 #276「湘北高校バスケットボール部」
物語の最終話。大会を終えたチームと、それぞれの次の一歩が描かれます。
出典:井上雄彦『SLAM DUNK』(集英社 ジャンプ・コミックス 全31巻)。問題文・解説・あらすじ、結果画面のセリフは当サイトが独自に作成したもので、原作のセリフではありません。