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仙人モードとは?自来也とナルト、仙術の仕組みを巻・話でたどる

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更新:2026-10-05運営:ヨミコミ

ネタバレ範囲:原作(ジャンプ・コミックス全72巻)の内容を含みます。自来也とペインの戦いの結末(42巻)や、第四次忍界大戦(61巻・65巻・70巻)に触れます。アニメオリジナルの話や劇場版・小説には触れません。

当サイトは原作者・出版社とは関係のない、非公式のファンサイトです。

「仙人モードって、ふつうのチャクラと何が違うの?」「自来也とナルトの仙人モードはどう違う?」「ほかに使える人はいる?」

仙人モードは、第二部の後半、特にペインとの戦いで、物語の流れを変えた力です。ただ、作中で最初から説明つきで出てきたわけではありません。先に自来也が実戦で使い、その仕組みは、ナルトの修業を通して少しずつ言葉にされていきました。

この記事では、強さを比べるのではなく、仙人モードがどの巻・どの話で描かれ、何がわかっていったかを順にたどります。扱うのは原作漫画(全72巻)の内容だけです。

結論:仙人モードとは

仙人モードは、自分の体の中のチャクラに、まわりの自然にある「自然エネルギー」を取り込んで混ぜ、仙術を使える状態になることです。妙木山のガマ・フカサクは、仙術を身につけるには自然と一体になる必要があると説明します(44巻 第409話)。

作中で描かれた要点は次のとおりです。

何巻何話で読める?仙人モードが描かれた順

巻・話 場面 ここでわかったこと
41巻 第375〜379話 雨隠れ 自来也が、二大仙蝦蟇とともに仙人モードで戦う
44巻 第408〜412話 木ノ葉・妙木山 フカサクの提案で、ナルトが仙術の修業を始める
45巻 第414〜415話 妙木山 ナルトが仙術を使えるようになり始める
46巻 第430〜432話 木ノ葉 ナルトが仙人モードでペインと戦う
47巻 第433話 木ノ葉 影分身を使って、仙人モードを取り戻す
61巻 第579話 大戦 カブトが、蛇の仙術を身につけていたと明かす
65巻 第621話 柱間の回想 初代火影・柱間の仙術が描かれる

41巻:自来也が初めて見せた仙人モード

仙人モードが初めて描かれるのは、自来也がペインと戦う場面です。

雨隠れに潜入した自来也は、かつての教え子・長門がペインであると気づき、戦いになります(41巻 第373〜374話)。自来也は口寄せしたガマケンに時間を稼がせて準備を整え、妙木山の二大仙蝦蟇、フカサクとシマを連れて戦いに戻ります(41巻 第375話「二大仙人…!!」)。

続く第376〜377話で、自来也は仙人モードで、輪廻眼を持つペインの複数の体と渡り合います。視界を共有する相手に対し、第378話で自来也は三体を分断して一対一に持ち込み、その間に肩の二大仙蝦蟇が幻術の準備を進めます。その幻術で三体の動きを止めて倒すのが第379話です。

ここで描かれる自来也の仙人モードは、顔つきに蛙のような変化が出て、二大仙蝦蟇を肩に乗せて戦う姿でした。仙術の仕組みは、この時点ではほとんど説明されていません。説明の役は、のちにナルトの修業が担うことになります。

自来也は、この戦いの最中に命を落とします(42巻)。最期に、フカサクの背中に暗号を残しました(42巻 第382〜383話)。その暗号を携えて木ノ葉を訪れたフカサクが、のちにナルトを妙木山へ誘うことになります。

44〜45巻:ナルトの修業で、仕組みが言葉になる

フカサクの提案(44巻 第408話)

自来也の死を知ったナルトのもとで、フカサクは暗号の意味を考えながら、ナルトに仙術の修業を勧めます。ペインと戦うことになるナルトに、自来也と同じ力を伝えようという提案です(44巻 第408話「フカサクの提案」)。

自然と一体になる(第409〜410話)

妙木山で修業が始まります。フカサクは、仙術とは自然と一体になり、まわりの自然エネルギーを取り込んで、自分のチャクラと釣り合わせることだと説明します(44巻 第409話「仙術伝承…!!」)。

ただし、この修業には危険があります。取り込んだ自然エネルギーに体がのまれると、まず蛙の姿になり、最後は石の像になってしまう。それを知ってもなお、ナルトは師に追いつきたい一心で修業を続けます(44巻 第410話)。

誰にでもできるわけではない(第412話)

ナルトは影分身で修業を早めようとしますが、うまくいきません。フカサクは、仙術は誰にでも身につけられる力ではなく、大量のチャクラと、決してあきらめない根性を持つ者でなければ扱えないと語ります。ナルトは、自分がその両方を持っていることに気づきます(44巻 第412話)。

一人で仙術を引き出せるまで(45巻 第414〜415話)

修業の末、ナルトは仙術を使えるようになり始めます(45巻 第414話)。第415話では、フカサクが仙人モードの利点を説明し、ナルトは、仙術を使えば未完成だった自分の術を完成させられるのではと考え始めます。角都との戦いで使った螺旋手裏剣は、体への負担が大きく、まだ投げることができない術でした。

46〜47巻:ペインとの戦いで見えた、仙人モードの強さと限界

仙人モードで木ノ葉へ(46巻 第430話)

ペインの襲撃で壊された木ノ葉に、ナルトは仙人モードで駆けつけます(46巻 第430話「ナルト帰還!!」)。ここからナルトは、ペインの体を一体ずつ相手にしていきます。

螺旋手裏剣を投げ、そして切れる(第432話)

ナルトは仙人モードの力で、初めて螺旋手裏剣を投げる術として放ちます。45巻でフカサクが語ったことが、実戦で形になった場面です。ところがその直後、仙人モードが切れてしまいます(46巻 第432話)。

影分身で取り戻す(47巻 第433話)

仙人モードに入るには、動かずに自然エネルギーを集めなければなりません。戦いの最中にそれはできない。この弱点に対してナルトが用意していたのが、妙木山に残しておいた影分身でした。

フカサクが影分身を逆口寄せで呼び寄せ、影分身が消えると、その影分身が集めていた自然エネルギーがナルト本人に流れ込みます。こうしてナルトは、戦いの最中に仙人モードを取り戻しました(47巻 第433話)。

44巻では、影分身で修業を早めることはできませんでした(第412話)。その同じ影分身が、ここでは仙人モードの弱点を補う役割を果たしています。

ほかに仙術を使った人物

仙術を使うのは、自来也とナルトだけではありません。作中では、数は少ないものの、ほかの使い手も描かれます。

読み解き:自来也とナルトの仙人モードは、何が違ったのか

ここで少し、作中の事実から離れて、ヨミコミとしての見方を書いておきます。

41巻の自来也は、二大仙蝦蟇を両肩に乗せ、顔に蛙の変化を残したまま戦いました。44〜47巻のナルトは、目のまわりに隈取りが出て瞳の形も変わりますが、自来也のように顔つきまで蛙に近づくことはなく、仙人モードが切れたあとは影分身で補いました。見た目の違いだけを比べると、ナルトのほうが「完成した仙人モード」に見えます。

ただ、私たちが注目したいのは、二人が弱点をどう補ったかです。自来也は、動けない自分の代わりに、肩の二大仙蝦蟇に頼りました。ナルトは、修業では役に立たなかった影分身を、戦いの中で自分の弱点を補う道具に変えました。自来也は仲間と組むことで、ナルトは自分のやり方を作り直すことで、同じ壁を越えたと読めます。

そしてその違いは、自来也が残した暗号をナルトが受け取り、妙木山へ向かったところから始まっています。仙人モードは、強くなるための力というより、師から弟子へ手渡されたものが、弟子のやり方で作り直されていく過程として描かれた、と私たちは考えています。

よくある質問

Q. 仙人モードが初めて出てくるのは何巻何話?

A. 41巻、自来也とペインの戦いです。自来也が二大仙蝦蟇を連れて戦いに戻るのが第375話で、仙人モードでの戦いは第376〜379話で描かれます。

Q. 仙人モードの仕組みは?

A. 自然エネルギーを取り込み、自分のチャクラと釣り合わせて混ぜることで仙術を使える状態になります。44巻 第409話で、フカサクがナルトに説明しています。

Q. 仙人モードに失敗するとどうなる?

A. 体が蛙になり、最後は石になってしまうと、44巻 第410話でフカサクが語っています。

Q. ナルトはどうやって戦いの中で仙人モードを続けた?

A. 妙木山に残しておいた影分身に自然エネルギーを集めさせ、逆口寄せで呼び寄せて取り込みました(47巻 第433話)。

Q. 自来也とナルト以外に、仙術を使える人は?

A. 作中では、蛇の仙術を身につけた薬師カブト(61巻 第579話)や、初代火影・千手柱間(65巻 第621話)の仙術が描かれています。

妙木山と、その前後の場面を覚えているか

ナルトが仙術を学んだ場所や、螺旋手裏剣に込められた性質など、この記事でたどった場面から出題しています。

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自来也が雨隠れで向き合った組織の成り立ちは「暁とは?結成の経緯と目的の変化」で、カブトが大戦で使ったもう一つの術は「穢土転生とは?仕組み・弱点・解け方」で整理しています。

まとめ

理解度をクイズで試す

初級総合クイズ【初級】
アニメで見た人も思い出せる大きな出来事を、原作漫画から出題します。
中級総合クイズ【中級】
一度通して読んだ人なら思い出せる、物語の要所から出題します。

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出典:岸本斉史『NARUTO―ナルト―』(集英社 ジャンプ・コミックス 全72巻)。本文は当サイトが独自に作成したもので、画像・漫画のコマ・セリフの引用は使っていません。