ルフィとサボが再会するのは、第73巻 第731話「ドレスローザSOP作戦」です。73巻の最後の話にあたります。一方、ルフィがサボに抱きつく場面は、それより後の第79巻 第794話「サボの冒険」で、回想として描かれます。「再会の回」と「抱きつく場面の回」が別なので、探すときは注意してください。
再会は何話? 抱きつくのは何話? 回ごとの早見表
サボにかかわる回は、次のように分けると探しやすくなります。アニメの話数は、ファンWikiのOne Piece Wikiによるものです。
| 知りたい場面 | 漫画の回 | 収録巻 | アニメ(One Piece Wikiによる) |
|---|---|---|---|
| ルフィとサボが再会する | 第731話「ドレスローザSOP作戦」 | 第73巻(巻の最終話) | 第663話 |
| ルフィがサボに抱きつく | 第794話「サボの冒険」(回想) | 第79巻 | 第738話 |
| サボが名乗る | 第744話「革命軍参謀総長」 | 第75巻 | ― |
| サボが初めて登場する | 第583話(回想) | 第59巻 | ― |
| 題にサボの名が入る回 | 第588話「サボの海」 | 第60巻 | ― |
「サボ 再会 何話」で探していて、抱きつく場面が見つからなかった、という場合は、第794話のほうを開いてください。逆に、第794話から読み始めると、再会そのものの流れは第731話までさかのぼることになります。
第731話はどんな回か
ドレスローザ編のさなか、ルフィはサボと再び顔を合わせます。サボが生きていることが読者に示されるのも、この同じ第731話です。そして話の最後には、エースの墓と、3つの盃が描かれます。
サボが初めて登場するのは、第59巻 第583話の回想の中です。その回想の人物が、ドレスローザ編の第731話で今の物語に戻ってきます。再会の会話の中身は、ぜひ本編(第731話以降と、第794話の回想)で確かめてください。
抱きつく場面が「回想」になっている理由(ここからは当サイトの読み)
ここから先は、作中に描かれた事実ではなく、ヨミコミとしての読みです。
再会の回は、感情をあえて抑えている
第731話は再会の回でありながら、ルフィが抱きつく場面は、この回ではなく第794話の回想で描かれます。読者がその場面を目にするのは、再会の回から60話以上あとです。
ヨミコミは、ここに見せ方の工夫があると読みます。第731話の時点では、ドレスローザでの戦いが動いている最中です。そこで再会の喜びをすべて描き切ってしまうと、物語の流れが止まってしまう。だから再会の事実だけを先に置き、いちばん感情の大きい瞬間は、物語が一段落したあとの回想にとっておいた、と読めます。読者は第794話でようやく、あのときルフィが何をしていたのかを知ることになります。
最後に置かれた、エースの墓と3つの盃
第731話の最後に、エースの墓と3つの盃が描かれていることにも意味があると考えます。
ルフィは第59巻の頂上戦争で、兄のエースを目の前で失っています(エースの最期の場面)。3つの盃は、ルフィ、エース、サボの三人を思わせるものとして読めます。サボが生きていると分かった回の最後に、もういない兄の墓が置かれている。喜びの回でありながら、三人がそろうことはもうない、という事実も同時に描かれているわけです。
再会は、失ったものが戻ってくる話ではなく、失ったものを抱えたまま、残っていたものと出会い直す話として描かれている。そう読むと、この回の静かな終わり方が胸に残ります。
「残っているもの」をもう一度数える場面として
頂上戦争のあと、ルフィはジンベエとの対話の中で、自分にまだ仲間がいることを思い出して立ち上がりました。第731話の再会は、その「まだ残っているもの」が、思ってもいなかった形で一つ増える場面としても読めます。頂上戦争編からドレスローザ編までを続けて読むと、この再会がルフィにとってどれほど大きかったかが、いっそう伝わってきます。
今の自分に置き換えると
長く会っていなかった人と、思いがけず再会することがあります。そのとき、うれしさと同時に、その人と一緒に過ごした時間にいた別の誰かを思い出すこともあるでしょう。
この場面から読み取れるのは、喜びと寂しさが同じ場所にあってもよい、ということです。再会の喜びは、失ったものを打ち消すものではありません。それでも、残っている関係を大事にすることはできます。
また、気持ちの一番大きな部分は、その場ですぐ言葉や形にならないこともあります。ルフィが抱きつく場面が後から回想で描かれたように、あとになって振り返ったときに、そのときの気持ちの大きさに気づくこともあるはずです。
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