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HUNTER×HUNTER中級
キメラ=アント編クイズ
NGLに流れ着いた女王から、東ゴルトーの宮殿突入まで。長い編の細かいところ、どこまで覚えてる?
ネタバレ範囲:キメラ=アント編(単行本18〜26巻、宮殿突入の途中まで)の内容を含みます。王とネテロの戦いの行方や、編の結末には触れません。
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10問中、何問わかる? 答えるとすぐに正解と解説が出ます。
このクイズについて
女王がNGLの海辺に流れ着くところから、東ゴルトーの宮殿に討伐隊が踏み込むところまで。単行本18巻から26巻の途中までに絞った、キメラ=アント編だけのクイズです。カイトとの再会、討伐隊に加わるまでの勝負、宮殿突入に向けた作戦、宮殿の内と外で同時に進む戦いと、全15問から毎回10問を出します。難易度は中級。王とネテロの戦いの行方や、編の結末には触れていません。私がこの編を特別だと思うのは、人を食べて生まれた側が少しずつ人間らしいものを手に入れていく一方で、人間の側も知恵と覚悟を総動員して立ち向かっていく、その両方が同じ重さで描かれるところです。敵の内側の迷いまで丁寧に描かれるので、誰の物語として読むかで印象ががらりと変わります。数字が一つずつ減っていく話タイトルも、決行の日へ向かう緊張をそのまま刻んでいます。アニメでこの編を見返している人は、気になった場面を原作の巻と話数でも確かめてみてください。同じ場面でも、コマの間合いや語りの量に原作ならではの読みごたえがあります。
読み返すならここ
- 18巻 No.186「女王」:海辺に流れ着いた女王と、懐かしい人との再会が同じ回に並ぶ、長い編の始まり。穏やかな空気との落差を味わえます。
- 21巻 No.219「覚醒」:ゴンのいない場所で、キルアが一人で敵と向き合う回。長く彼を縛ってきたものに、本人が向き合う転機の一話です。
- 24巻 No.249「6−⑥」:宮殿で続く対局に、思いがけない緊張が走る回。盤をはさんだ静かな場面が、編の空気を大きく変えていきます。
ほかのクイズ
診断
12問の性格診断
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ゴンとキルアが再会したとき、カイトが仲間たちと取り組んでいた仕事は?
- ヨークシンのオークションに出す、珍品の買い付け
- 行方のわからないジンを追う、手がかり探し
- カキン国に雇われて行う、新種の生き物を探す生物調査
- ハンター協会の依頼による、密猟者の取り締まり
正解:カキン国に雇われて行う、新種の生き物を探す生物調査
カイトはカキン国に雇われ、仲間たちと山林で新種の生き物を探す生物調査をしていました。見つけた生き物を専用のカメラで撮って照合し、新種と確かめられれば発見者の名前で登録される仕組みです。ゴンとキルアもこの調査を手伝うことになり、ここからキメラ=アントを追う旅が始まります。
ヨミコミの考察
キメラ=アント編は、蟻との戦いではなく、生き物を調べて記録するという地道な仕事の場面から始まります。物語の入り口が「狩る」ではなく「調べる」であることで、のちに現れる脅威も、最初は未知の生き物として観察される対象だった、と読めます。幼いゴンに父のことを伝えたカイトが、実際に働く姿をゴンに見せる回でもあり、ハンターという仕事の手本がここで改めて示されているのではないでしょうか。
登場回:18巻 No.186「女王」
傷ついた女王が海辺の洞窟で王を産む準備を始める一方、ゴンとキルアがカイトと再会し、その仲間たちに紹介される回。
キメラ=アントの女王が持つ、食べた生き物の特徴を次の世代に受け継がせる生態を何と呼ぶ?
- 捕食転生
- 摂食交配
- 共食い繁殖
- 擬態進化
正解:摂食交配
女王が食べた生き物の特徴を、生まれてくる子に反映させる生態を「摂食交配」と呼びます。本来は体長10cmほどの蟻ですが、カイトたちが調べた脚の持ち主は2mを超える大きさとみられ、人を餌にできる危険な存在だとわかります。人間を食べ始めた女王から生まれる兵隊は、人の知恵や言葉まで身につけていきます。
ヨミコミの考察
食べたものの特徴が子に表れるという設定は、この編の問いそのものを生み出していると読めます。人を食べた女王から生まれる兵隊は、人の知恵や言葉を身につけ、中には人間だったころの記憶を持つ者もいます。蟻なのか人なのかという揺らぎが、敵の側にも心の物語を描く土台になっているのではないでしょうか。調査の場面で淡々と示される生態の説明が、編全体の伏線として置かれている点も見逃せません。
登場回:18巻 No.187「最高の餌」
女王の巣で最初の兵隊たちが生まれる一方、カイトたちが持ち込まれた巨大な脚を調べ、見つかった海岸の周りを捜索する回。
カイトの念能力「気狂いピエロ(クレイジースロット)」。出てくる武器はどうやって決まる?
- 1〜9の目があるルーレットで決まり、自分では選べない
- 使った回数の順に、決まった武器が出てくる
- 戦う相手に合わせて、カイトがその場で選ぶ
- 直前に受けた攻撃と同じ種類の武器が出る
正解:1〜9の目があるルーレットで決まり、自分では選べない
ピエロの口の中にあるルーレットの目で武器が決まり、カイト自身は選べません。しかも、出た武器は一度使うまで別の武器に替えることも、消すこともできない。扱いにくさをあえて抱えた能力です。
ヨミコミの考察
武器を選べず、出た武器を替えることもできない。武器を自分で選べないという縛りが、そのまま目に見える形になった能力と読めます。同じ回でカイトは、ゴンの技の組み立てにも目を向けています。自分では武器を選べない熟練のハンターが、伸び盛りのゴンの技を見立てる。経験の差と師弟に近い距離感が、能力の描き方にも表れているのではないでしょうか。
登場回:19巻 No.194「VSハギャ隊①」
キメラ=アントの偵察部隊を退けたあと、カイトの念能力が自ら口を開き、その仕組みの一端が明かされる回。やがてハギャの部隊が3人を取り囲みます。
ゴンとキルアがキメラ=アント討伐に加わるために出された条件は?
- ネテロ会長から、ボールを奪うこと
- 1か月以内に、ナックルとシュートより先にNGLの巣へたどり着くこと
- モラウとノヴの前で、新しい必殺技を完成させて見せること
- 1か月以内に、ナックルとシュートに勝つこと
正解:1か月以内に、ナックルとシュートに勝つこと
条件を伝えたのはノヴの弟子のパーム。ゴンとキルアの相手は、モラウの弟子であるナックルとシュートで、期限は1か月でした。2組のうちNGLへ行けるのは片方だけ。両者は割れた駒(割符)の片割れをそれぞれ持ち、それを奪い合うかたちで勝負が進みます。
ヨミコミの考察
討伐の資格を測るのに、蟻ではなく人間の念能力者との勝負が選ばれた点に意味があると読めます。プロの討伐隊に加わる以上、まず仲間として背中を預けられるかが問われたのではないでしょうか。行けるのは2組のうち片方だけという条件も、勝てばよいという単純な話ではなく、負けた側が身を引く重さを含んでいます。割れた駒の片割れを奪い合う形は、力の差だけでなく駆け引きや粘りまで試す仕組みと読めます。
登場回:20巻 No.200「条件」
割れた駒が意味するものを考えるゴンとキルアの前に、ノヴの弟子パームが現れ、討伐に加わるための条件を伝える回。巣ではネフェルピトーが新しい能力を思いつきます。
ゴンの必殺技「ジャジャン拳」。この名前がついたいきさつは?
- ビスケが修行の仕上げに、技の名前をつけてくれた
- 父のジンが昔使っていた技の名前を、そのまま受け継いだ
- キルアが掛け声に合わせて、冗談まじりに名前をつけた
- ナックルに技の名前を聞かれ、とっさに「ジャンケン」と言おうとして詰まった
正解:ナックルに技の名前を聞かれ、とっさに「ジャンケン」と言おうとして詰まった
ナックルとの勝負の最中、技の名前を聞かれたゴンは、名前を考えていなかったため言葉に詰まり、それがそのまま技名になりました。ナックルはわざと付けた掛け声だと思い込み、いい名前だとほめます。グー・チョキ・パーの3つの型を、強化系・変化系・放出系の力で使い分ける技です。
ヨミコミの考察
名前を考えていなかったという事実そのものが、ゴンらしさをよく表していると読めます。技を見せる演出より、当てて勝つことしか頭にない。誰もが知る遊びの手順をそのまま必殺技にした発想も、子どもの感覚のまま強くなっていく彼の姿と重なります。一方で、とっさの言葉を意図した掛け声だと受け取り、素直にほめるナックルの反応には、相手の良さを認めずにいられない彼の人柄がのぞいているのではないでしょうか。
登場回:20巻 No.207「弱点①」
ゴンとナックルの勝負が本格的に始まる回。ナックルはゴンの必殺技に2つの大きな弱点があると指摘しますが、ゴンはひるまずに挑み続けます。
女王が王のために考えていた名前「メルエム」。この名に込められた意味は?
- 全てを照らす光
- 闇を食らう者
- 全てを統べる王
- 永遠に続く命
正解:全てを照らす光
「メルエム」は、女王が「全てを照らす光」という意味を込めて考えた名前です。けれど王は生まれてすぐに巣を出ていったため、母がつけた自分の名前を、このとき知ることはありませんでした。
ヨミコミの考察
「全てを照らす光」という名は、生まれる前から子を想っていた母の願いと読めます。けれど王は生まれてすぐに巣を離れ、その名を知らないまま、力で周りを従わせる王として振る舞い始めます。母が込めた意味と王自身の振る舞いとの間には、大きな隔たりがあります。母の願いを込めた名前が、本人の知らないところにあるという隔たりも、この場面の切なさを深めているのではないでしょうか。
登場回:21巻 No.215「遺言」
重い傷を負った女王のもとでコルトや医師たちが手を尽くし、女王が最後の願いを周りの者たちに託す回。ネテロ会長は髪を切り、本気の戦いへ動き出します。
ラモットとの戦いの最中、キルアが自分の額から抜き取った針。それを埋め込んでいたのは?
- シルバ
- ゼノ
- イルミ
- ミルキ
正解:イルミ
針を埋め込んでいたのは兄のイルミ。勝てない敵とは戦わずに逃げろという刷り込みが、キルアを長く縛っていました。ゴンを守りたい気持ちが恐怖を上回った瞬間、キルアは自分で針の存在に気づき、抜き取ります。長く続いていた縛りが外れる、キルアの大きな転機です。
ヨミコミの考察
勝てない相手からは引くというキルアの慎重さは、それまで彼の賢さとして描かれてきました。針の存在が明かされることで、その判断の一部が自分のものではなかったと分かります。読者が見てきたキルアの迷いや引き際が、振り返ると別の意味を帯びる仕掛けと読めます。しかも縛りが外れるきっかけは、ゴンを守りたいという気持ちでした。家に刻まれた縛りを友への思いで断ち切る、キルアが自分の意思で立つ瞬間ではないでしょうか。
登場回:21巻 No.219「覚醒」
パームとゴンが出かけている間、キルアが近くに現れた兵隊蟻を引きつけて戦う回。逃げろという声に縛られながらも、キルアは踏みとどまります。
宮殿突入に向けた分担で、ナックルとシュートが相手をすることになったのは?
- モントゥトゥユピー
- ネフェルピトー
- シャウアプフ
- 王(メルエム)
正解:モントゥトゥユピー
分担は、ゴンとキルアがネフェルピトー、ナックルとシュートがモントゥトゥユピー、モラウ・ノヴ・パームがシャウアプフ、そしてネテロ会長が王。3体の護衛軍を王から引き離すことが、作戦の柱でした。
ヨミコミの考察
分担は、単純な強さの順ではなく、能力の相性で組まれていると読めます。正面からの力比べとは違う持ち味の能力を持つ二人が、大きな体と力を誇る護衛に向けられています。作戦の柱が護衛を王から引き離すことにある以上、勝ち切ることより足止めの役目が重く見積もられていたのではないでしょうか。ゴンとキルアの相手が、カイトをめぐる因縁のある護衛に割り振られている点にも、配慮とも思惑とも取れる含みがあります。
登場回:21巻 No.223「10−①」
東ゴルトーへ向かう列車の中で、討伐隊が国じゅうの人々を首都に集める大会のニュースを知る回。作戦の形が決まり、ゴンがモラウの前で覚悟を試されます。
キメラ=アント編で、幻影旅団の団員たちがキメラ=アントと戦うことになった場所は?
- ヨークシンシティ
- NGL(ネオグリーンライフ)
- 流星街
- 東ゴルトー共和国
正解:流星街
舞台は旅団と縁の深い流星街です。女王の巣を離れた師団長のザザンが流星街に居城を構え、住人を自分の手下に変えていました。現地で事情を聞かされたシャルナーク、フィンクス、フェイタンたちは、ザザンたちのもとへ乗り込みます。
ヨミコミの考察
旅団と縁の深いこの街が舞台であることを思うと、この戦いは単なる腕試しではなく、身近な場所に降りかかった災いへの応答と読めます。ヨークシン編では恐れられる側だった旅団が、ここでは人を食らう脅威と向き合う側に立つ。立場が入れ替わっても、敵に一切の情けをかけない戦い方は変わりません。物語の中心から離れた場所で、蟻の被害がすでに世界へ広がり始めていることを示す場面としても効いているのではないでしょうか。
登場回:22巻 No.224「10−②」
キメラ=アントの被害が、ニュースを通して世界に知られ始める回。シャルナーク、フィンクス、フェイタンら幻影旅団の団員たちが、ある街で蟻の被害の実情を知らされます。
東ゴルトーの国民全員を首都に呼び集める大会。その裏で、王と護衛軍が進めていた計画は?
- 国民を人質にして、ハンター協会と取引する「交渉」
- 国民の中から念に目覚めた者を選び出し、兵にする「選別」
- 国民に軍儀を打たせて、強い打ち手を探す「御前試合」
- 国民全員を、女王の巣へ餌として送る「献上」
正解:国民の中から念に目覚めた者を選び出し、兵にする「選別」
大会の裏で進んでいたのは「選別」。ネフェルピトーの念で操った人々に国民を襲わせ、念に目覚めた者だけを兵として残すという計画です。討伐隊は、国民の大半が命を落とすとみて、阻止を急ぎます。
ヨミコミの考察
国民全員を一か所に集めるという大がかりな動員は、もともとこの国にあった独裁の仕組みがあってこそ可能だったと読めます。キメラ=アントは支配の形を一から作ったのではなく、人間がつくった統治の仕組みを乗っ取って使っている。念に目覚めた者だけを残すという発想も、強い者だけが生き残る論理を国家の規模に広げたものと言えそうです。敵の怖さが人間社会の弱点と結びついて描かれている点に、この編の不気味さがあるのではないでしょうか。
登場回:22巻 No.230「9−①」
川を伝って東ゴルトーに潜り込んだゴンとキルアが、人の消えた村で異変に気づく回。キルアは国の仕組みを説明しながら、大会の裏で起きていることを推し量ります。
メレオロンの念能力「神の不在証明(パーフェクトプラン)」。自分の存在を相手に気づかれなくなるのは、どんなときの間?
- 目を閉じている間
- タバコを吸っている間
- 一歩も動かずにいる間
- 息を止めている間
正解:息を止めている間
息を止めている間は、姿だけでなく気配や音、触れた感触まで相手に認識されなくなります。のちに、手で触れている相手にも同じ効果を広げられることがわかり、仲間ごと気づかれずに動けるようになります。体の色を変えて姿を消す力は、本当の能力を隠すための目くらましでした。
ヨミコミの考察
息をすることは、生きていることの証です。その息を止めている間だけ存在が消えるという条件は、気配を消す力と命の限界とを一つに結びつけていると読めます。どれほど便利でも、長くは使えない力です。体の色を変える力を表向きの顔にして本当の能力を隠していたことも、敵の只中で生き延びるための用心深さと重なります。人間だったころの記憶を抱えるメレオロンにとって、消えることは身を守る術そのものだったのではないでしょうか。
登場回:23巻 No.242「7−①」
ゴンの前に現れたカメレオンのようなキメラ=アント、メレオロンが、本当の能力を見せて手を組もうと持ちかける回。王を狙う理由と、人間だったころの記憶も語られます。
王が軍儀の対局で賭けを持ちかけたとき、相手の盲目の打ち手が、負けたら差し出すと答えたものは?
- 自分の命
- 軍儀の世界王者の座
- 自分の左腕
- 二度と軍儀を打たないという約束
正解:自分の命
王は、勝てば望みを何でもかなえ、負ければ左腕をもらうと持ちかけます。ところが盲目の打ち手は、負けたら命を差し出すと答えました。軍儀しかできない自分は、一度でも負ければ家族の重荷になる、という覚悟からです。欲も恐れもない相手を前に、王は賭けを取り下げ、わびとして自らの左腕を引きちぎります。
ヨミコミの考察
それまでの王は、力で相手を測り、従わせることで世界と向き合ってきました。そこへ、欲も恐れも持たず、自分にできるただ一つのことに全てを懸ける相手が現れます。力では動かせない存在を前にして、王は自分の側を改める。賭けを取り下げ、自らを傷つけてわびる行動は、相手を対等な者として認めた場面と読めます。盤上の勝負が、王にとって力以外の物差しを知る場になっていく、その入口の回ではないでしょうか。
登場回:24巻 No.249「6−⑥」
宮殿で軍儀の対局を続ける王が、盲目の打ち手に賭けを持ちかけ、思いもよらない答えを受ける回。その頃ペイジンでは、モラウとノヴが宮殿の異変に気づきます。
地下の礼拝堂でレオルと戦ったモラウ。水に沈んだ部屋で、レオルを追い詰める決め手になった気体は?
- 硫化水素
- 二酸化炭素
- 塩素ガス
- 一酸化炭素
正解:二酸化炭素
モラウは、閉ざされた礼拝堂の中の酸素をできるだけ速く使い、二酸化炭素に変えていました。空気中にふつうにある気体でも、濃くなれば命に関わります。レオルは毒を使われたと思い込みますが、正体はこのありふれた気体でした。
ヨミコミの考察
決め手は特別な毒でも派手な技でもなく、どこにでもある気体でした。閉ざされた部屋という条件を読み、時間をかけて状況そのものを武器に変える。モラウの強さは、出力の大きさより、戦場を見る目と準備の確かさにあると読めます。毒を使われたと思い込んだレオルとの対比も鮮やかで、他人から借りた能力で戦う者が、熟練の相手の手の内を読み違える構図になっているのではないでしょうか。
登場回:24巻 No.254「6−⑪」
水を操る能力で攻め立てるレオルに対し、水の底に沈んだモラウがひそかに反撃の準備を進めていた回。宮殿の地下では、潜入中のパームが動き出します。
ネテロが、1日1万回の「感謝の正拳突き」を始めたのは何歳のとき?
- 56歳
- 36歳
- 26歳
- 46歳
正解:46歳
武の道で行き詰まりを感じた46歳のネテロは、自分を育ててくれた武道への感謝として、祈ってから拳を突く一連の動きを1日1万回くり返す修行を始めます。初日は1万回を終えるのに18時間かかりましたが、4年ほどたった50歳のころには1時間もかからなくなり、そのぶん祈りに時間を使えるようになりました。
ヨミコミの考察
人類屈指の強さの根にあるのが、勝つための鍛錬ではなく、武道への感謝だったという描き方が印象的です。祈りに時間を割けるようになるまで続けた日々が、突入直後という最も張りつめた場面に差し込まれることで、これから向き合う相手の大きさと、ネテロが積み上げてきたものの重さが並べて示されていると読めます。蟻が生まれながらに強さを備えるのに対し、人間は年月をかけて強さを手に入れる。この対比も、編を貫く問いの一つではないでしょうか。
登場回:25巻 No.265「突入⑤」
宮殿への突入が始まった直後、かつてのネテロが山にこもって続けた修行の日々が回想される回。現在の宮殿では、龍の雨が降り注ぐ中で護衛軍と討伐隊が動き出します。
宮殿突入の最中、ネフェルピトーが塔の一室で、念能力を使って治療していた人物は?
- 王(メルエム)
- カイト
- シャウアプフ
- コムギ
正解:コムギ
ピトーが治療していたのは、突入時の攻撃に巻き込まれて重傷を負ったコムギ。王から治療を託されたピトーは、カイトを取り戻しに来たゴンを前にしても、治療を最後まで続けさせてほしいと頭を下げます。
ヨミコミの考察
人を玩具のように扱ってきたピトーが、人間の少女を治すために力を注いでいる。この光景そのものが、王の変化が護衛軍にまで及んでいることを示していると読めます。ピトーにとって治療は王から託された務めであり、その忠誠は少しも揺らいでいません。一方、カイトを取り戻しに来たゴンにとって、頭を下げる相手は因縁の敵です。互いに譲れない理由を抱えた二人が向き合う、張りつめた場面ではないでしょうか。
登場回:26巻 No.273「再会」
宮殿の外でモラウとシャウアプフがにらみ合う一方、ゴンとキルアが塔に入り、ついにネフェルピトーのもとへたどり着く回。ゴンは、自分が何をしに来たのかをピトーに告げます。
出典:冨樫義博『HUNTER×HUNTER』(集英社)。問題文・解説・あらすじ、結果画面のセリフは当サイトが独自に作成したもので、原作のセリフではありません。